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ドイツ/ミンデン特派員ブログ 五十嵐 あゆ美

ドイツ・ミンデン特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


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今回は、ドイツ全土で有名でミンデンに本社があるコーヒーメーカーMelitta(メリタ)を紹介します。
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皆さんがフィルターコーヒーを飲むときに使っている、そのフィルターペーパー!
それは、ドイツ人女性Melittaさんによって発明されたものだとご存じでしょうか?
その昔、コーヒーは布や金網によって抽出されていて、それはとても面倒・不衛生で、粉がカップに入ってしまうこともあったのです。旦那様にもっと手軽に美味しくコーヒーを!ということでこの心優しきメリタさんは、自ら「フィルターペーパー」を発明したのです!
彼女はドレスデンの生まれですが、工場はミンデンに設立され、今も本社はこの街にあるのです。


工業のさかんなミンデンには電子系、科学系等様々な中規模企業が存在しますがその分野の人間でなければ会社名を聞いてもピンときません。そんな中、ドイツでは消費者の生活に溶け込み、世界中で親しまれるMelittaはミンデンの人々の誇りなのです。街のカフェやレストランはもちろん、各家庭でもMelittaの製品は愛用されています。

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Melitta本社
金融・法務・人事・広告・経営企画等、メリタグループ全事業部のサポートとして機能する中枢部。約80人の従業員が勤務。
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Melittaヨーロッパ
大通りを挟んでメリタ関連家庭用品の製造工場と販売部門が並んでいます。関係者のみ入れるメリタの歴史や過去の商品を展示したミニミュージアムあり。建物の中はイメージカラーの赤を基調にモダンなデザインになっています。

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家庭用品販売店
Melittaヨーロッパの建物の一角には、一般人も購入できる家庭用品販売店があります。定番商品のコーヒーフィルター、コーヒー豆、コーヒーマシーンはスーパーで見るよりも種類豊富に取り揃えてあり、Melittaロゴの入った食器や雑貨も販売しているのでファンにはたまらないスポットです。ドイツに来て5年、色々なコーヒーを試してきましたが、私はMelittaのMildコーヒーが香りが良く、コクもあって一番好きです。そして妊娠中、授乳中にはカフェインレスのコーヒーに助けられました!
先月の記事では、ここで購入できるオススメのチョコ土産について書いていますのでコチラもご覧ください。

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Melittaと地域の関わり ①イベントへの参加
特に春から夏にかけてミンデンはイベントが盛り沢山です。催し物があれば、そこには必ずソーセージやビール等のワゴンが集結するのですが、Melittaも負けてはいません。例えばワインフェスティバルのような他の出店ワゴンがアルコールばかりのイベントでも、堂々と店を構え、コーヒー販売をされています。クレープ屋やアイス屋にも引けを劣らない美味しそうなケーキを用意している事もあります。

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Melittaと地域の関わり ②地域への貢献
Melittaはコーヒーを通じて人々の嗜好に一役買っているだけではありません。この街と市民のために Melittaが提供したプールがあり、多くの市民の憩いの場となっています。屋内・屋外数種類のプールの他に、サウナ、ビーチバレーコート、カフェ等も併設。赤ちゃんから大人まで参加可能な水泳教室やアクアスポーツクラスも豊富に運営され、プールを使用したこの地域特有のボートの大会も開催されています。
公式HP:http://www.melittabad.de/


以上、われらの誇り、Melittaについてご紹介しました。
Melitta Japanの公式HPではさらに詳しいことが日本語で読めますので是非チェックしてみてください。


2017年8月16日

7月は私と主人二人とも誕生月でした。
日本とは少し違うドイツの誕生日事情を紹介します。


《祝い方》
日本の誕生日と言えば、ケーキを買ってきてもらい、友達や家族や仕事場で祝ってもらい、プレゼントをもらい、パーティーを開いてもらい、飲みに行けば周りが払ってくれるという受身型が基本だと思いますが、ここドイツでは真逆です。こちらの誕生日は、「周りに祝ってもらう日」ではなく、「周りに日々の感謝をする日」のようです。もちろん、プレゼントを頂いたり、おめでとう!という言葉と温かいハグで祝ってもらえますが、誕生日の人にはやることがたくさん!!
ドイツと言えど、地域や友達家族によって習慣に違いはあるとは思いますが、私の場合、を紹介します。

◆ 学校や職場ではチョコレート等のお菓子を大量に持って行き、仲間に配るのが当たり前。(以前この文化が日本同様にない中国のクラスメイトが何も持ってこなかったので他の生徒に責め立てられていました!)
◆ 午後は自分でケーキを焼いて、家族や仲良しを招待するのが主に女性の場合のお決まり。
◆ 夜は料理とお酒を用意し、友達を集めて自分の家でパーティーを開くのが定番。
◆ 外に飲みに行く場合は、友達全員に最初のワンドリンクをおごるのが礼儀。
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主人の誕生日には家族友人を呼んで和食でおもてなしするのが毎年の私から主人へのプレゼントでもあります!


ドイツの誕生日は日本とは違うことが色々あり、カルチャーショックでした。そして、疲れます。笑
また、プレゼントの面白い習慣として「誕生日当日まで開けちゃダメ!」という決まりがあります。これはクリスマスプレゼントも同様で、多くのドイツ人が守っている暗黙の了解です。これを知らずに、以前ドイツから日本に届いたプレゼントを開けてしまった私はこっぴどく怒られました!自分にとっては何の問題もないはずが、文化って本当に違うんだなぁと実感します。


《25歳と30歳の誕生日の祝い方》
ドイツの独身の若者は、25歳の誕生日に、女性は古い箱(基本的にはタバコの箱)を、男性は古い靴下を家に飾って祝います。 その昔25歳で既婚の女性には花冠が贈られていたが、いつのまにかそれが「結婚していない負け犬」的な意味で古い箱、古い靴下(スラングでオバサン・オジサンという意味があるらしい)を贈られるようになったようです。


友人の男性が25歳のパーティーをした時の写真
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女性の25歳パーティーには呼ばれたことがありませんが、ご近所でタバコの箱を飾っている家がありました。アパートの玄関のドアに装飾。他の住人のことなど、おかまいなしなところが面白いです。

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そして30歳を迎えた独身男性は誕生日に、変な仮装をして大量のビール瓶のフタを階段か、散りばめられた藁の中にばらまかれ、待ちゆく人に注目されながら掃除をし ます。「誰からも愛されていない独身男は聖堂前で掃除し続け、それを見兼ねた女性がキスをしに来てくれるまで待つ」という昔の風習がパーティー化したようです。

これらは、ドイツ北部の特に私の住む地域にだけある、あまり歴史のない若者の風習のようで、パーティーをしたいがために作られたという説があります。なるほど、誰に聞いても今回私がネットで調べたこれらの歴史背景を説明できる人がいないわけです・・・。


こちらは友人男性の30歳パーティーの様子。
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この日は雨が降ったのでテントを張ってそこに散りばめられた藁とビール瓶のフタを掃除していました。掃除中は皆お酒を飲みまくります。
この変な衣装はこの誕生日の男性のパパが用意したもの。笑
掃除をする際に、友人たちが事前に集まって掃除道具を準備するのですが、すべて、掃除しにくいように面白おかしい仕掛けになっているのです。
この写真に写っているほうきは、ブラシ部分がむしられてスッカスカになっています。この他に、ほうきの先がブヨブヨのホースでつなげられていたり、棒の先に歯ブラシがついていたり、とにかく掃除しにくく、笑えるように準備するのです。
私としては、ただでさえ時間がかかる掃除なのに、これじゃあさらに時間がかかるのでやめて欲しいのですが…(笑)


以上が、私の周りのドイツの誕生日事情でした。
全く違う文化を、お楽しみいただけたでしょうか?


2017年7月31日

ドイツ語は、ハッキリ言って、難しいです!
その複雑さは、もともとドイツ語のルーツがある英語に苦しんでいた日々が滑稽に思えるレベルともいえるでしょう。


とは言え、観光するのに難しく文法構造を理解せねば、、、!
なんてことは必要ありません。
簡単なドイツ語を気楽に、発音よく使うためのポイントを紹介します!


《発音のポイント》
カタカナ表記された読み方の、最後の母音を発音しない!
日本人が外国語を発音する時一番厄介なのが、外国語を無理矢理カタカナにした音を、そのまま最後の母音を強く発音してしまうことです。
英語もドイツ語も、単語の最後の音はとても小さく、母音を完全に発音しないことで上手に聞こえます。


今回は以下のカタカナを母音なしのアルファベットのみで表記していきます。
「ク」はKuではなくk!(uまで言わない)
「ト」はToではなくt!(oまで言わない)
「ス」はSuではなくs(uまで言わない)
「ツ」はTSuではなくts(uまで言わない)


それではいきましょう!


Guten Tag! グーテn ターk 「こんにちは!」
聞いたことがある人も多いと思いますが、お店に入った時や初めて人に会うときに使う大切な挨拶です。 発音のイメージは「グーうんターk」という感じ。特に「テン」のところを速く飲み込むような勢いで言います。他には「ハロー」もよく使います。


Wie geht’s ? ヴィー ゲーts? 「元気?」
ゲーtsは、ハッキリ「ツ」とは言わずに「ツ」を言い切る前に息を抜く感じで。
英語のHow are you? と同じです。Hallo! Guten Tag! の挨拶のあとに、よく言います。 友達はもちろん、目上の人にも同じ表現で聞けるので便利!


Gut ! グーt 「元気だよ!」
英語のGoodとかなり似ていますが、口を尖らせてグーと伸ばすのが特徴です。 ドイツ語は、口を尖らせる音が多いので、実はシワができて老け顔になるのが早い言語な気がします・・・


Hungerフンガー 「お腹すいた」
これは食べる事が大好きな私にはとても重要な文。ドイツに来る前からちゃんと頭に入っていました。笑。 私の周りのドイツ人はよく甘い物を間食するため、お腹が空くことが少なく、私のように頻繁には言わない印象です。


Satt ザッt 「お腹いっぱい」
これも、言わないと残飯処理班になって体がどんどんドイツサイズに巨大化してしまうから重要です!!


Danke schön ! ダンケ ショェーン 「ありがとう!」
これはほとんどの人が知っている言葉だと思いますが、コツが一つ。Öの音をうまく発音するには、口を「オ」の形にして 「エ」の音を出すイメージで発生します。そのため、よく見るor聞く「ダンケシェーン」ではなく、「ショェーン」と表記しました。
難しい場合は、ダンケだけでも通じますが、少し砕けた印象になります。


Tschüss! チューs 「バイバイ!」
この挨拶は仲良し同士が使う表現だと教わったことがありましたが、実際はスーパーで会計が終わった時や、 他人と少し会話して別れる際など、使用頻度の高い挨拶です。もちろん友達や家族間でもよく使われます。 日本の若い男性が「ちぃ~っす」と雑に挨拶するのを、ちょっと可愛く口を尖らせて言うイメージです。 意味は逆ですが。。。


さて、いかがでしょうか。
これだけ言えればとても楽しい旅行になると思いますし、ドイツ人も喜んでくれると思います!
ドイツ人は仏頂面な人が多くて少し怖いかもしれませんが、話しかけるとニコーッと表情が変わる人がほとんどですし、親日家が多いです。
勇気を出して声をかけてみてくださいね!


2017年7月31日
2017年7月31日
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  • 特派員プロフィール
  • ミンデン特派員

    ミンデン特派員
    五十嵐 あゆ美
    大学・大学院で英語教育学を学び、タイ留学も経験。その後、都内イベント制作会社に勤務し、海外イベントにも携わる。インターンで来日していたドイツ人と恋におち、長い遠距離期間を経て渡独、結婚。現在はヨーロッパ内単発イベントスタッフ兼ライターとして活動中。新たな挑戦をしながら異文化に溶け込むことがモットーです。小さな街から日々の素敵な発見をレポートします!

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