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ドイツ/ミンデン特派員ブログ 五十嵐 あゆ美

ドイツ・ミンデン特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


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日本でも親しまれているクノールが、実はドイツの会社だったとは、ご存じですか?
今回は、ドイツでしか手に入らないクノールのオススメ商品をご紹介します!


【パウダードレッシング】
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様々なハーブや味付けがあって、小分け包装されているので、大量に買ってあとでお土産として大人数に配るときに活躍します。
使い方はとても簡単。基本的には油と水を食事用スプーンで各3杯ずつこのパウダーと混ぜるだけです。
サラダ油が一番味に癖がないですが、オリーブオイルが好きな方は、是非そちらを。
油と水スプーン2杯にごま油と醤油を各1杯ずつ代わりに入れると瞬く間に和風ドレッシングになります!
ヨーグルト風味のドレッシングはヨーグルトと混ぜるだけです。


【インスタントスープ】
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日本にもコーンスープやポタージュや美味しいインスタントスープがたくさんありますが、
ドイツクノールからはとくに写真右の「白アスパラ(Spagel)スープ」をお勧めします。
これはドイツ人が春になると白アスパラに一喜一憂するお国柄ならではの商品です。
白アスパラに関する過去の記事はコチラから
また、写真左はパスタ入りチキンスープです。こちらの人は風邪をひくとチキンスープを食べる習慣があります。
ほかに、この写真の中にはないですが、「ネギ(Lauch)スープ」というものもあります。
こちらのネギは日本の物の2~3倍太くて長いのです。是非見つけたらお試しください。


【インスタント料理パウダー】
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こちらはかなりたくさんの種類があり、さらに大型スーパーではクノールの強豪メーカーMaggiの商品もすぐ横に並んでいて選ぶのが大変です!
オススメは、作り方が読めなくても炒めた肉と野菜に水と混ぜるだけで簡単にできるパスタ系です。(ボロネーゼにも数種類あるので色々楽しめます)


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こちらはこの中でも特におススメの、ドイツの代表的料理の「グラーシュ(Glasch)」
カレーの容量でお肉(牛または豚)と玉ねぎを炒めて、このパウダーを入れて煮込むだけです。
家庭によっては、パプリカ、じゃがいも、人参、等を入れる家もあります。


以上、ドイツのクノール商品をご紹介しました。
どれも安く、軽く、かさばらないので、お土産に最適ですよ!


2017年8月30日

ドイツ人は効率的、ドイツ人は無駄が大嫌い。
日本もドイツも技術や学術が世界でもトップレベルですが、人々の「働き方」には大きな違いがあります。


ドイツ在住5年間で、自分の主人はもちろん、たくさんの男性や働く女性を見てきました。
また、こちらでの個人の経験としては、アパレル店でのアルバイト、イベントコーディネートを通して関わったドイツのメッセ関連企業、日本語教師としての新たな仕事で関わっているドイツの市民大学の職員とのやり取りから、その違いを比較しています。
日本との大きな違いとしてあげられるのが、「プライベートの時間、家族の時間を最優先する」ということです。
ドイツ人は、家でくつろぐ時間をとにかく大切にしています。
家でリラックスするために自分の気に入る家具、心地よい家具へのこだわりは男女ともにものすごく強い印象を受けます。また、ここへの出費は惜しみません。
仕事が忙しくても、必ず十分な自分または家族の時間をとり、休憩して癒される!!!
これに対して文句を言う人はいませんし、これによって上司や同僚に使えない奴だと評価されたり、会社での立場が悪くなることもありません。
なぜなら、その上司や同僚もそのまた先のクライアントも同じ考えを持っているから。
しっかりエネルギーチャージしたら、さぁ仕事に取り掛かるか!という良い循環で社会が成り立っていて、その結果、ここでは「人間が人間らしく生きている」と感じることがよくあります。


今回の記事では、ドイツ社会の良いところを日本と比較して述べますが、私の知っている範囲での出来事ですので、どちらが悪いとか、日本はこうするべきだとかは判断できませんし、言うつもりもありません。5年も日本から離れていれば今の日本の状況を肌で感じることもできていませんし、きっと日本のストレス社会も色々と改善されてきているのかもしれません。
どうか海外かぶれの人間が!と思わずに、ドイツで暮らす一人の日本人の感想程度に、読んで頂き、参考にして頂ければ嬉しいです。


いくつかの項目で日本とドイツを比較してみましょう。
≪日本とドイツの基本情報比較図≫
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日本人向け無料情報誌「ドイツニュースダイジェスト」が、日本に興味を持つドイツ人向けにドイツ語で発行した「JAPAN DIGEST」より(2013年5月)


【祝日】
ドイツ:9-13日(州ごとに異なる)
日本:15日


祝日は日本のほうが多いですが、サービス業はこれが稼ぎ時で、関係なく働きますよね。むしろ、いつもよりも混み合うしストレスは倍増。
こちらの祝日は、基本的にすべてのお店が閉まります。例外として、キリスト今日の祝日が関係ない外国人経営のレストラン、駅構内の売店やカフェ、ガソリンスタンドに併設しているコンビニ的売店以外のお店は営業しています。ちなみに、これは祝日だけではなく、毎週日曜日がこの状態なのです。初めてこちらに来たときは、え、じゃあ日曜に何するの?散歩?!つまらない!耐えられない!と思っていましたが、休みは休み、すべての人が休む日!というこの社会のシステムは精神と体力を休める意味でとても良いものだと感じています。


【有給休暇平均日数】
ドイツ:28-30日
日本:5-13日


この違いを見て、驚愕しませんか?ドイツに比べてこんなにも有給休暇日数が少ない日本ですが、これすらも消化できない人が多い印象を受けます。
何よりも、この貴重な有給休暇を、風邪や病気をした時のために取っておくのが暗黙の了解ではありませんか?
ドイツでは、風邪や病気で会社を休んだ日数はここに加算されません。
もちろん医師の診断書が必要ですが、医師から指示された日数は本当の意味での「病欠」として休みが与えられるのです。


【労働時間】
ドイツ・日本どちらも 一日8時間


日本では労働基準法、ドイツでは労働時間方で同じだけの勤務時間が定められています。
ですが、本当にそれが実行されているかどうかは、特に日本に関しては疑問が残ります。
職種やその時の状況によりもちろん事情は異なりますが、ドイツの人々は基本的に定時で退社、残業するとしても深夜に及ぶことはありません。また、1時間残業したなら、次の日以降その1時間を取り返して早く帰宅することができます。
ですから金曜日の午後に早退する人の数が多く、昼間からそこらじゅうで帰宅ラッシュ大渋滞が起きます。


私の主人(電子系エンジニア)の場合、基本的に8:00~17:00(休憩30分)で勤務しています。仕事の状況によって15~16時に帰宅することもありますし、トラブル続きで大変そうだった日でも22時には帰宅しました。日本人からすると、どうってことない22時帰宅は、彼らにとってはありえない時間帯で、ものすごく憤慨して帰ってくるのです。徹夜するなんてことは、もちろんただの一度もありませんし、彼の同僚にも他の会社の知人でも聞いたことがありません。


また、フレックス制が浸透しており、家族のいる人はそれをうまく利用して早朝から勤務し、午後には帰宅し子育てや家事の時間を作ります。パパが早く帰ってきて一緒に遊んでくれる、旦那が早く帰ってきて家事を手伝ってくれる(または子供と遊んでくれている間に家事ができる)、子供にとっても主婦にとっても理想的なスタイルです。


日本人は責任感の強さ、優れたモノづくりへの執念、助け合いの精神の結果、残業してしまうのではないかと思います。
一方のドイツ人は、就業時間内に業務を終えて家で自分の時間を確保することへの執着が強く、今日できなかったものは明日早朝から出勤して休み時間を削ってでも必ずカバーする、残業=無能、非効率、会社環境の悪循環の現れと捉えているのだと私は分析します。
どちらにも良さはあります。反対に言えば、どちらにも悪さもあります。
両方の美学を知ることで、この記事を読んでくださった皆様の今の環境を変える小さなひらめきとなれば良いなと思います。


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【ドイツの労働に関する記事】
先ほどの写真で紹介した日本人向け無料情報誌「ドイツニュースダイジェスト」のWEBでは、様々な記事や情報を読むことができます。
労働に関する記事をいくつかご紹介します。


なぜドイツの労働時間は短いのか
http://www.newsdigest.de/newsde/column/dokudan/backnumber.html
日本とこんなに違う!ドイツでの会社の休み方
http://www.newsdigest.de/newsde/news/featured/4820-946.html


Twitter & Instagramでもドイツ生活での様々な写真を公開しています!
Instagram: igaayu_in_germany


2017年8月25日

IMG_0106.JPGミンデンには長年街の人に親しまれてきた民営の人形ミュージアムカフェがありました。ここは知る人ぞ知る観光スポットでもあり、他の街からも観光で見に来ているドイツ人も少なくありません。
今年に入り、オーナーのおばさま(アグネスさん)が体調を崩し、泣く泣くミュージアムを閉じることになってしまったのです。
私がこの店に来たのはまだドイツに住む7年前のことです。
初めてドイツを訪問したときに、(現)主人の両親が、私をここに連れてきてくれたのです。入った瞬間、その雰囲気に「あぁ!私は今ドイツにいる!」と実感し、この店のとりこになりました。
その後、五年前からこの街に住む私はいつからか常連となり、一人で、最近では娘と二人でコーヒーを飲みに行ってアグネスおばさんとしゃべったり(注文したものを持ってきたら本当に私の席に座り込んで話すのです!)、友人や家族がこの街に訪ねてくれた時には必ずここへ案内していました。
妊娠中、出産直前には色々とアドバイスをもらったり、出産後は定期的に娘を店に行ったりと、とても素敵な関係を築けていました。
ですので、思い出深いカフェがなくなってしまって、本当に残念ですが、
せめてものお礼に、最後にこのカフェについての記事を書きたいと思います。


《趣ある建物》
ミンデンの街の旧市街と呼ばれる小さなエリアに佇むこのカフェは、ドイツならではの古い木組みの建造物です。中に入ると、目の前には冬にはぬくぬく温かい暖炉とふかふかの大きなソファが登場します。ここは、オーナーのおばさまとたくさん話せる特等席です。
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右手にはコーヒーマシーンやケーキやキッチンのあるエリア。キッチンではおばさまの旦那さま(オラフさん)が厨房で働いています。
オラフさんは、笑顔が少なく、声が低いので、最初とても怖かったのですが、何度も通ううちにとっても優しく声をかけてくれるようになりました。
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少し高くなった左手のスペースには、よく朝からドイツ人のおばあちゃん達が朝食を楽しんでいます。窓からは、向かいにあるこのエリア最古の石造の建物が見えます。この建物では昔、貨幣が作られていました。

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二階にはオーナーのおばさまが何十年もかけて集めた世界中の人形が展示してあって、そこにも席が用意されているので、ここで他のお客さんと隔離された状態で静かにカフェを楽しむこともできます。(途中で人形を見にお客さんが上がってくることもありますが)
西洋人形の中に日本のひな人形も混ざっています。
人形の中にはドイツで有名なシュタイフが、タイタニック号の悲劇が起きた後、追悼の意をこめた黒い熊を販売したことがあったそうですが、人々には怖いと不人気ですぐに製造中止になったそう。

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また、二階にはテラス席があり、旧市街の傾いた古い家々を上から見下ろすことができます。パラソルも用意されているので、天気の良い日にここで飲むビールやアイスカフェは最高です
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時間ごとのカフェの楽しみ方
《朝食》

数種類のパン、ハム、チーズがキレイに盛られた朝食を楽しめます。
コーヒーとオレンジジュースもついてきます。統一されたデザインの食器を楽しむという意味でも有意義な食事の時間となります。

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《ランチ》

サクッと軽く食べたいときにオススメのランチは、
毎日数種類手作りのスープと美味しいパン!それに、手作りのハンバーグやポテトサラダもあります。
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《おやつタイム》
常に数種類あるケーキはオラフおじさんの作った
「俺が作って美味しくないわけがない!」と自慢のケーキが楽しめます。
夏にはコーヒーの上にバニラアイスの乗った「アイスカフェ」がお勧め!
ドイツでアイスカフェと言うと、ぬる~いコーヒーの上にアイスが乗ったものがよく出てくるのですが、ここのはちゃんと冷たいです。
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以上、私の思い出がたくさんつまった人形ミュージアムのご紹介でした。
5年かけて築き上げた心休まる常連店だったので、今回の閉店のニュースを聞いてとても悲しかったです。
気さくで優しいアグネスおばさま、強面だけど繊細な料理を作るオラフおじさん、とても良いカフェミュージアムでした。
アグネスおばさま、体調が良くなりますように、、、と心から願っています。


今までの感謝の気持ちを込めて、、、!


公式HP:www.puppenmuseumscafe.de
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Twitter & Instagramでもドイツ生活での様々な写真を公開しています! Instagram: igaayu_in_germany ">


2017年8月18日
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  • 特派員プロフィール
  • ミンデン特派員

    ミンデン特派員
    五十嵐 あゆ美
    大学・大学院で英語教育学を学び、タイ留学も経験。その後、都内イベント制作会社に勤務し、海外イベントにも携わる。インターンで来日していたドイツ人と恋におち、長い遠距離期間を経て渡独、結婚。現在はヨーロッパ内単発イベントスタッフ兼ライターとして活動中。新たな挑戦をしながら異文化に溶け込むことがモットーです。小さな街から日々の素敵な発見をレポートします!

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