カーニバルinケルン
街中が仮装した人達で溢れ、大規模なパレードの行われるケルンのカーニバルへ行ってきました!
この伝統行事は、冬を追い払うという古い風習に起源するものだそう。
カトリックの風習が強く残る地域で行われていて、私の周りのドイツ人は、
「カーニバルと言ったら、ケルンかデュッセルドルフだ!」と言っています。
カーニバルの季節は実は11月11日から始まっていて、
一番盛り上がるのが、バラの月曜日(Rosenmontag)と呼ばれる日で、今年は2月16日でした。
この日のケルンの街は、駅中の食事できる店や薬局等は空いていますが、その他はほとんどの店が営業していません。
パレードでは、ワゴンの上にいる人達が、チョコやグミや花を上からばら撒き、人々は「カメレーーー!カメレーーー!」と叫んでいます。このKamelle(カメレ)は、このカーニバルでの「お菓子」を指します。
ですが、これが、とっても危険!!
頭にどんどんお菓子が落ちてきて、チョコがぶつかると結構痛いのです!
私は手に持っていたビールがいきなり顔にバシャッ!!とかかり、何が起きたのかと驚いたら、ビールのコップと手の間に板チョコがスパっ!と入り込んできたのです!私の主人はビールのコップにチョコがゴールしてビールをぶちまけたり、鼻に当たり、次の日アザができたりしていました。
宿泊が必要な場合、早めにホテルの予約を!
私は夜に電車で3時間かけて自宅に帰りましたが、駅の混雑具合は尋常ではありません!
そして酔っぱらいだらけですので、うるさいグループの近くは避けるようにしましょう。
さて、ここで問題です。下の写真の中に、1人だけ、ドイツ鉄道の従業員がいます。どれでしょう?
答えは・・・・
中央の赤いハチマキをしている人です。
勤務中の従業員までもが仮装をするという、どれが本物か偽物か、わからない状況です。
警察官の格好をした人達もたくさんいますが、本物との見分けは、簡単。
酔っぱらっているか、酔っぱらっていないか、です。
本物の警察官は背が高くガタイも良く、ヘラヘラ笑っていません。笑
その他の人々の気合の入った仮装の様子は、ケルン市の公式HPに載っています。
ページ右下にあるImpressionsをご覧ください☆
これだけの人がいると、乱闘騒ぎに巻き込まれたりすることもあります。
できるだけ、酔っぱらい具合のヒドイ人達からは避けるようにしましょう!
それでは、世界遺産に登録されているケルン大聖堂が見える素敵な景色を最後にお届けします♪
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