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メキシコ/モンテレイ特派員ブログ Sayaka

メキシコ・モンテレイ特派員が現地から中南米地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


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日本だと国民的スポーツと言われるサッカーにしろ野球にしろ、「まあ、好きな人は好きだよね」くらいのレベルで、国際試合でも国中が丸ごと熱狂するということはありませんよね。ところがメキシコは、「サッカーが見られないなら、何が楽しくて生きているのか分からない!」レベルで、皆が皆サッカー大大大好きなのです…。

(以下、写真は約5年前、どこの国との対戦だったかも定かでないのですが、メキシコ最大のサッカースタジアム、アステカ・スタジアムのメキシコ代表戦の写真です。)

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我々外国人がうっかり「サッカー興味ない」なんて言おうものなら、本気で変人扱いされます。「日本には他にも娯楽がいっぱいあるから、サッカー好きな人もいるけど、色々ある選択肢の一つにすぎない」と説明しても、「サッカーより面白いものなんてあるのか?!」と信じてもらえない妄信っぷり

私はサッカーに興味がないのでこんな調子ですが、サッカーが好きな人にとっては、メキシコは誰とでもすぐ話が弾んで楽しい国かもしれませんね!ちなみに国内リーグの次に人気があるのはリーガ・エスパニョーラなので、メキシコサッカーに詳しくなくても、レアルが…バルサが…という話をすれば皆食いついて来ます。

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さて、こんな調子のメキシコなので、サッカーの国際試合があるときには、皆仕事をしない・学校に行かないのは当たり前。もうそれが常識になってしまっているので、特にそれを咎める人もいません。その時間帯に食事やショッピングに行ってもまともにアテンドしてもらえなかったり、道でタクシーが拾えない!約束していた迎えが来ない!なんてことも十分考えられるので(大きな試合のときは、目に見えて街がからっぽになります)、この時期メキシコにいらっしゃる旅行者の方は、プランニングに要注意を。また、試合開始前は急いで家に帰ろうといつも以上にマナーの悪いドライバーが増えますので、街歩きにも十分ご注意ください。

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6月15日現在決まっているメキシコ代表戦は、以下の通りです。
6月17日(日)午前10時~ メキシコ 対 ドイツ
6月23日(土)午前10時~ メキシコ 対 韓国
6月27日(水)午前9時~  メキシコ 対 スウェーデン
※時間は全て中部時間(CST UTC-6)。メキシコのほとんどの地域は中部時間を採用していますが、バハ・カリフォルニア・スール州(ラパス、ロスカボス等)やチワワ州ではタイムゾーンが異なるため、上記の時間より1時間早くキックオフです。同様の理由で、ティファナでは2時間早くキックオフになります。

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凄く弱いわけではないのだけど、跳びぬけて強いわけでもない…そんな立ち位置のメキシコ代表ですが、今回は何位に食い込めることやら。
そうそう、一応メキシコは公の場で盛大に酔っ払うのはご法度なのですが(意外に思われるかもしれませんが、酔っ払いに不快な目にあわされる頻度は、メキシコより日本の方がずっと多いです)、サッカーの試合後に限っては悪酔いして道で騒いでいる人も結構見ますので、関わり合いになりませんように。

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それでは皆様、良い週末を!


2018年6月16日

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日本では今年公開されたピクサー映画、「リメンバー・ミー」を見てメキシコに興味を持たれた方も多いのではないでしょうか?あの映画、メキシコの文化や習慣をかなり忠実に描いており、映画の中で素敵!と思った景色やアイテムの大半は、実際メキシコで出会うことができます。

今日は花より団子で、映画の冒頭で主人公のミゲルが家族と一緒に食べていた棒状の物体、タマルを紹介します。

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こちらがタマル(tamal)。タマーレス(tamales)と複数表記になる場合もありますが、同じものです。トウモロコシの粉とラードを混ぜた生地に、様々な具を入れてバナナの葉(緑のもの)、またはトウモロコシの葉(茶色のもの)で包んで蒸したものです。メキシコでは朝ごはんやおやつとして食べられる、とてもポピュラーな一品です。

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具は甘いもの(チョコレート、ブラックベリー、etc.)もおかず系(豚、鶏、チーズ、煮豆、etc.)もあり、ホカホカの状態でいただきます(ちなみに掲載した写真は、白い生地に赤い具が挟まっているのが鶏肉、ピンクの生地がレーズンが入った甘いものです)。中華まんのようなものと言えばイメージしていただけるでしょうか。生地の部分は、蒸しパンをもっと重くしたような食感です。

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タマルはご家庭で作る方もいますが、スーパーのお惣菜コーナーでも売っていますし専門店もあります。ただ一番良く目にするのは、ガソリンスタンドやコンビニの駐車場など、ちょっと駐車できるスペースで自家製タマルを売っている人たち。たくましいですね~

下の写真の手前に停車している車、「自家製タマーレス」と書いてあります。

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タマルはかなり味に当り外れがある食べ物なのですが、個人的には、スーパーや専門店のものより、この道○十年な雰囲気のおっちゃん・おばちゃんが道端で売っているタマルの方が美味しい確率が高い気がします。一番確実なのは、地元の人にお気に入りのタマル売りを紹介してもらうことですね!よっぽど上流階級の人でない限りは、大抵美味しいタマル情報を持っていると思います。

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さて、このタマル、先ほども書きましたが、ラードが大量に入っていますので、胃が弱っているときに食べるのはお勧めできません。メキシコに着いた直後は避け、時差ぼけにも身体が慣れてきた頃に、是非どうぞ!


2018年6月11日
メキシコというと、マフィアやドラッグといった暗いイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。それがメキシコの全てではないですが、残念ながら、警察も司法が機能不全で、マフィアもドラッグも取り締まりきれていないのも事実です。

今を遡ること7年前、2011年頃のモンテレイは、マフィアの抗争で相当治安が悪かったと聞きます。私は当時まだ日本に住んでいたので直接は見聞きしていませんが、ガソリンスタンドが焼き討ちされたり、敵対組織の関係者の死体をわざと目立つところに晒す、なんてこともされていたそうです。
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その抗争を境にガラッと雰囲気が変わってしまったのが、モンテレイの旧市街。今でもフリーマーケットやアンティークショップ、バー等が集まり、特に週末は賑わうエリアなのですが、空き家もかなり目立ちます。治安の悪化する前はもっと沢山のお店があったそうなのですが、抗争に巻き込まれることを恐れて出て行った人たちは、7年経っても戻らないのですね。
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当時のモンテレイ旧市街がどれだけ緊迫した状況だったのか分かる場所があります。こちらのカフェ・イグアナ(Café Iguana、カフェという名前ですが、ライブハウスです)、壁にぽこぽこと穴が開いているのは、何だと思いますか?
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正解は弾痕、銃撃戦の跡なんです。私は詳しくないので銃の種類などは分かりませんが、一つの弾痕が10cmくらいの直径で、人差し指を入れても底につかないほどの深さです。コンクリートの壁にこれだけの痕が残るのですから、人に当たったときの衝撃たるや… この襲撃では、4人の方が亡くなったそうです。
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日本だと評判が悪くなるのを避けるために、事故や事件の痕跡はすぐ直すものですけども、7年経ってもそのままなのは、細かいことは気にしないメキシコ人気質のためなのか、私のように写真を撮りに来る物好きも結構いるからなのか(少し前に、マドリッドのテレビ局の旅番組でも、この壁がモンテレイの名所として紹介されていました)。
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元々人通りの多い場所で観光地のど真ん中なので、特に昼間なら、現在は一人で訪れても危険なことはないと思います。
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銃を使った犯罪と言うと、とかく隣国がクローズアップされがちですが、メキシコでも決して珍しくはありません。メキシコにお越しの皆様には、頭の片隅に是非そのことを留めておいてもらいたいと思います。
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【データ】
名称:カフェ・イグアナ(Café Iguana)
住所:Calle Diego de Montemayor 927, Barrio Antiguo, Centro, 64000, Monterrey, Nuevo León

2018年6月 4日
2018年5月10日
2018年5月 9日
2018年5月 7日
2018年5月 1日
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  • 特派員プロフィール
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    モンテレイ特派員
    Sayaka
    2013年よりメキシコ在住。メキシコシティでの語学留学を経て、現在の拠点は北部の工業都市・モンテレイ。通訳、翻訳、日本人の生活相談等にあたっています。スペイン語は話せても、常識が違いすぎて「言葉は通じても話が通じない」状況に陥ることは未だに度々。親日国と呼ばれながらも街に溢れる間違った日本文化に苦笑いしつつ、カルチャーショックに溢れた毎日をお届けします。 DISQUS ID @disqus_NTVjnfN6FE

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