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メキシコ/モンテレイ特派員ブログ Sayaka

メキシコ・モンテレイ特派員が現地から中南米地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


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「食は広州にあり」のように、メキシコきっての美食の街がプエブラ。日本だと、先のメキシコ中部地震でその名前を知った人も多いのではないでしょうか。メキシコシティから車で2時間半ほど行ったところにあり、スペイン文化を色濃く残す美しい世界遺産の街です(なんと、別名が「天使の街」!)。

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メキシコシティまで飛行機で1時間半かかるここモンテレイからは、プエブラは気軽に行ける距離ではありませんが、プエブラ料理の専門店ならあります。可愛いオープンテラスの席が可愛いエル・グスト・デ・プエブラ(El Gusto de Puebla)。やっと涼しくなってきた今、外で食べるのもお勧めですよ…と書きたいところですが、幹線道路沿いでかなり排気ガスが酷いので、季節・時間を問わず中で食べるのがお勧めです。

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店内は凝った装飾もなくシンプルなのですが、お客さんごとにかけかえられる真っ白なテーブルクロスに、ピアノの生演奏もあり、なかなか良い雰囲気。ただ、話すことを禁止されたら生きていけないメキシコ人、そんな環境でもお構いなしで大声でガハハハ!と大笑いしながら盛大に飲んで食べてしているので、店内はかなり賑やかです。お子様連れも沢山いました。

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これはお通しです。街の食堂でも高級店でも、メキシコ料理店なら必ずこのタイプのお通しが無料で出てきますよ。

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スペイン語ができない人にも嬉しい英語併記メニュー。これは前菜の部ですが、一番最後にgrasshopperとありますね。これ、何が出てくるか想像できますか?「かっぱ巻き」のようなイメージで付けられた料理名ではなく、そのものズバリ、ばったの素揚げです。私は苦手ですが、メキシコではかなりポピュラーな食材なんですよね、ばった…。

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ばったは置いておいて、まず私が頼んだのは、フリホーレス・ア・ラ・チャラ(frijoles a la charra、牧童風豆煮込み)。豆、たまねぎ、トマト、あらゆる豚の加工肉(ハム、ベーコン、ソーセージ、皮の素揚げ)をラードで炒め煮した濃厚なスープです。私の大好物で一度自作したことがあるのですが、大量に作らないと美味しくならないため、大なべと格闘の上、一週間以上毎日豆三昧に…。やはり手間のかかる料理は、店で食べるに限ります。笑

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同じく「手間がかかるから外で食べるもの」の代表料理と言えるのが、こちらチレ・エン・ノガーダ(chile en nogada、唐辛子の肉詰め)。片手に収まりきらないほど大きな唐辛子(辛くない)の肉詰めに、甘いクルミのソースをかけて、ザクロを飾ったものです。緑・白・赤でメキシコ国旗カラーなので、9月16日の独立記念日に合わせて、8、9の二ヶ月間の期間限定メニューにしているところが多いです。日本の「冷やし中華始めました」のように、メキシコでは8月になると、あちこちのレストランから「チレ・エン・ノガーダ始めました」の声が聞こえてきて、季節の移り変わりを感じるのです。ただ、プエブラを代表するメニューなので、こちらのレストランではチレ・エン・ノガーダは特に季節限定メニューではないようです。

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割ってみると、中は鶏肉を裂いて、干しぶどうと一緒に甘辛く煮たもの。お店によって中が豚肉だったり、味付けがスパイシーだったり、衣を付けて揚げてあったりするのですが、こちらのチレ・エン・ノガーダは衣なし、白ご飯にも合いそうなまろやかな甘辛味で、日本人の味覚にも合うと思います:)


一皿の量が凄く多いため、一皿に二つ載っていたチレ・エン・ノガーダのうちの一つはお持ち帰りにしたのに、この二品でギブアップだったのですが、お客の間を回って勧めてくれるデザートワゴンも魅力的でした。次回リベンジしたい!前菜からデザートまで一皿ずつ頼んで、二人で分けてちょうど良いくらいだと思います。実際、近くのテーブルでそのように頼んでいる人を食後に目にし、ああすれば良かったのか!と悔しい思いをしました。笑


メキシコ料理というとファーストフードのイメージが強いと思うのですが、せっかくメキシコにいらしたら、このような手間隙かけた伝統の味も是非お楽しみいただきたいです。


【データ】

名称:エル・グスト・デ・プエブラ(El Gusto de Puebla)

住所:Calle Lope de Vega 100, Anáhuac, 66450 San Nicolás de los Garza, N.L., México

※メトロ2号線アナウアック駅(Anáhuac)降りてすぐ

TEL:52 81 8352 0375

営業時間:月-土 12:00-25:00、日 12:00-24:00


2017年10月15日

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10月31日のハロウィンが一般的に祝われるようになるずっと前から、メキシコには11月1日と2日に死者の日と呼ばれるお盆を祝う習慣があります。元々このメキシコ版お盆が、日本のようにしっとりしたものではなく、花や骸骨モチーフでお墓をかなり派手に飾り付け、街中は死者の写真や生前の功績を記した臨時の祭壇で溢れます(もちろんこれも派手)。今となってはあまりハロウィンとの垣根も無く、10月31日から11月2日まで街に仮装の人が溢れ、お墓参りに行くでもない私には、ハロウィンが3日続いているような雰囲気です。

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スーパーでもパン屋さんでもこの時期限定で売るお菓子と言えば、針山のような形のパン・デ・ムエルトス(Pan de muertos、死者のパン)。中華まんくらいの大きさがスタンダードなのですが、一口サイズのものや、直径30cmくらいあってクッションにしか見えないものも売られています。

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見て分かる通りお砂糖じゃりじゃりでかなり甘いのですが、これでは足りないとばかりに、チョコチップやキャラメルソースが中に入ったものも売っています(一番スタンダードなものは砂糖がまぶしてあるだけで、具は入っていません)。甘いものが得意な方は、是非チャレンジあれ。

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それと骸骨モチーフお菓子の数々。これらはお砂糖やアマランサス、アーモンドの粉でできているので、食べられないことは無いのですが、お供え物としての意味合いの方が強いので、残念ながら食べて美味しいものではありません。でも日持ちはかなりしますので、旅行者の方はインテリアやハロウィンパーティの飾り付け用のお土産にしても良いと思います。これらも、どこのスーパーでもお菓子屋さんでも、簡単に見つけられますよ。


2017年10月 8日

梅雨が終わって夏が来る日本とは逆で、モンテレイは夏が終わると雨季が始まります(9月末~1ヶ月ほど)。カラカラに乾燥している夏の間はそうでもないのですが、雨季は蚊がひどい!服の上からでも容赦なく刺してきます。

昨年夏はブラジルのジカ熱のニュースがかなり話題になりましたし、最近日本でもデング熱の感染例が報告されるようになったことから、虫除けスプレー持参でメキシコに来る方も増えたと思いますが、それだけでは甘い!蚊は屋外だけでなく、屋内にもいるのです…勿論ホテルにも!メキシコは網戸のはまっていない窓も多いため(そしてそれでも気にせず開け放すため)、屋内でもしっかり蚊対策をしないと、眠れぬ夜を過ごす羽目になります。

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日本でもお馴染みの蚊取りマットも売っているのですが、それだと本体も買わないといけませんから、お勧めなのはこれ、蚊取り線香です。ライドリートス(Raidolitos)という商品名で、我が家の近所の大型スーパーでは1箱12個入り18ペソ(約110円)で売っていました。虫除けスプレーと一緒に、ペット用品や掃除用品、ガーデニングのコーナーに並んでいます。

また、↓こういう個人商店(大抵、ミニスーパー mini superと書いてあります)に行けば、2つで5ペソ(約30円)程度で蚊取り線香の小売もしています。

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日本と同じ香りに癒されるのですが、唯一の違いはお皿とセットで売られていないこと。線香の真ん中に刺す支えの部分は入っているのですが、メキシコの多くの家庭はタイル張りの床に土足で生活ですから、線香の灰が床に落ちても気にしないのです。

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ちなみにメキシコでは、ジカ熱もデング熱も、日本よりずっとポピュラーな病気です。毎年雨季になると、会社や学校でこれらの病気で欠席の人がちらほらいるのは、当たり前の光景なんだとか。メキシコ人の友人には、何で日本人がジカだデングだと大騒ぎするのかが分からない…とまで言われてしまったのですが、用心に越したことはありません。

ジカ熱対策、おすすめの虫除けが紹介されていますので、参考に在メキシコ日本大使館が2016年9月に出した感染症危険情報のリンクを貼っておきます。(※2017年10月4日現在、メキシコに感染症危険情報は出されていません。)
在メキシコ大使館からの注意喚起(感染症危険情報) 

http://www.mx.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/00_000724.html


2017年10月 5日
2017年10月 1日
2017年9月26日
2017年9月25日
2017年9月11日
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    モンテレイ特派員
    Sayaka
    2013年よりメキシコ在住。メキシコシティでの語学留学を経て、現在の拠点は北部の工業都市・モンテレイ。通訳、翻訳、日本人の生活相談等にあたっています。スペイン語は話せても、常識が違いすぎて「言葉は通じても話が通じない」状況に陥ることは未だに度々。親日国と呼ばれながらも街に溢れる間違った日本文化に苦笑いしつつ、カルチャーショックに溢れた毎日をお届けします。 DISQUS ID @disqus_NTVjnfN6FE

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