(結果ネタバレ)ウルグアイリーグ・ファイナル

公開日 : 2012年06月17日
最終更新 :
筆者 : Mariana

さて、本日、サッカー・ウルグアイリーグ2011-2012シーズンの王者を決めるファイナル戦が行われました!

以前の記事でも触れましたが、2011-2012シーズン年間順位1位およびアペルトゥーラ(前期リーグ)1位のナシオナルと、クラウスーラ(後期リーグ)1位のディフェンソール・スポルティングが、今シーズンのウルグアイ・チャンピオンの座をかけて戦います。

年間順位1位のチームにアドバンテージがあり、この試合でナシオナルが勝てば、そのままチャンピオン決定。ディフェンソールが勝てば、さらに両チーム間で2試合行い、この2試合の勝ち点が多い方がチャンピオンとなります。

天気予報によると最高気温は10℃という寒さながらも、今週ずっと降り続けていた雨は止み晴天。

皆さん寒さに備えて手袋・マフラー・帽子にブーツ等々、完全防備で臨んでましたが、ウルグアイの強い日差しが、体感温度を少し和げてくれました。スタジアムのどこかに座ってたであろう、晴れ男/女の皆さんに感謝感謝です。

例によってスタジアムは満員。

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ナシオナル選手入場!一斉に歓声と花火が上がり、紙吹雪が舞い上がります。 臨場感が写真では伝わらないのが残念。

選手入場.jpg

少数派でも、デフェンソールファンの皆さんも負けてません。

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試合は、前半終了間際にナシオナルの頼れるベテラン、アルバロ・"チノ"・レコバがゴールを決め、これがそのまま決勝点になってナシオナルの勝利。

全盛期にはイタリア・セリエAで活躍したレコバは、現在は36歳とフルタイム出場は難しい年齢であることから、出場31試合中26試合は後半からの出場であるものの、健在のテクニカルなプレーと美しいフリーキックで決勝点となるゴールを通算7点決め、チームの優勝に大きく貢献しました。

そのレコバのゴールで、やはり今回も勝利を決める、というのは、チームにとってもファンにとっても、これぞ今年のナシオナル、という最高の終わり方になったのではないのでしょうか。

※レコバのあだ名が"チノ(chino 中国人)"の理由は、目が細くてつり上がり気味で、(彼らから見たら)アジア人の目みたいだからです。南米では目が細くてつり上がり気味の目だと、ほぼもれなくあだ名は"チノ"になります...。ちなみに、南米ではアジア人はもれなく"チノ"です。それってどーなの?ちょっと大雑把すぎない?という事などは南米人、みじんこも気にしちゃいません。

閑話休題。 この勝利により、ナシオナルが今シーズンのチャンピオンに決まりました。

(試合終了直前の瞬間。観客が柵を越えて行きそうな気配ですが、センテナリオスタジアムは観客席とピッチの間に深ーいお堀があるので、なだれ込む事が出来ません...。)

試合終了直前.jpg

選手がゴール裏・コロンベス席の皆さんにご挨拶。

コロンベス.jpg
ナシオナル.jpg

ウラから見る表彰式...。

表彰式.jpg

こちらのリンク先の動画から、街と試合の様子が見られます。

モンテビデオにはナシオナルの他にももう一つの人気チーム・ペニャロールの他に本日対戦したディフェンソール等等、幾つもチームがあるので、街を挙げてのお祝い、というムードではありませんが、それでも車でスタジアムから帰るナシオナルファンはクラクションを鳴らして走り、お祝いしてました。

さて、これでウルグアイリーグ2011-2012シーズンは終了。欧州等とは違い、ウルグアイリーグは寒ーい冬はお休み、次シーズンは8月開始、となります。 (観に行く方も大変なので、冬はお休みでいいです、はい。)

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