サッカーの聖地・センテナリオ・スタジアム

公開日 : 2012年06月23日
最終更新 :
筆者 : Mariana

さて、これまでサッカー観戦に関する記事を何度となく書いて来ましたが、肝心のセンテナリオ・スタジアム(El estadio centenario)については触れてませんでしたね(汗)。

皆さんはサッカーの聖地というと、どこを思い浮かべるでしょうか?やはりイギリスのウェンブリーでしょうか。googleで「サッカーの聖地」で検索するとウェンブリーが出てくるので、やはりそうかも知れませんね orz。

しかし、ウルグアイ贔屓の身としては、サッカーの聖地はセンテナリオである!と断言したいところです。ナゼかと言うと、1930年開催の第1回W杯が開催された場所だからです。

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ということで、サッカー好きの皆さんには是非、一生に一度は巡礼をお勧めいたします。

センテナリオへのアクセスですが;

センテナリオスタジアムはモンテビデオの街の中、バスターミナルのトレス・クルセス(tres cruses)からほど近いところにあります。

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タクシーに乗っても、セントロ、ポシートス等からなら近くですので、1000円〜2000円以内で到着出来る距離です。

運転手さんにtribuna(観戦席のブロック)の名前を言えば、その近くまで連れて行ってくれます。

ただし、試合のある日は、スタジアム近くの道路が封鎖されている場合が多いですので、その場合は一番近いところまで連れて行ってくれます。

もちろん、路線バスでも行く事が出来ます。アベニーダ・イタリア(Av. Italia)沿いを通るバスに乗ります(沢山あります。)。試合当日であれば、バスの前面に「Por Estadio」と張り紙がされているので、それが分かりやすいです。

そして、Av. ItaliaとAv, Americo Ricaldoniの交差点の近くのバス停で降ります。試合当日は大勢の観戦客が降りるバス停で降りるのが一番簡単です。

バス停を降りたらスタジアムが見えるので、その方向に進むと...。

Tribuna Olimpicaにたどり着きます。ここより向かって右に、コロンベス(tribuna Colombes)への入口があり、左側にアムステルダム(tribuna Amsterdam)の入口があります。アメリカ(tribuna America)は逆側ですね。

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tribuna Olimpicaにはチケット売り場もあります。

※ここでチケットが売られている日については、事前にご確認ください。

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そしてもう少し進むと...。

サッカー博物館Museo del Futbólがあります!

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ここでは2010W杯および2011年コパアメリカの写真ギャラリーや、W杯開催前のオリンピックの時代からのウルグアイのサッカーの歴史を見る事が出来ます。残念ながら説明は殆どスペイン語なんですが...。

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さらに試合がなくても、博物館の内部から観戦席(tribuna Olímpica)に入る事が出るので、センテナリオスタジアムのフィールドをみる事が出来ますよ。

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また、ある程度まとまった人数が居る場合は、1930年の第1回W杯開催にあたって、ぎりぎり建築が間に合ったセンテナリオスタジアム建築についてと、1930年第1回W杯でのウルグアイ代表の活躍について、さらに最近の2010年W杯におけるウルグアイ代表の活躍についての短い映画を見る事が出来ます。

ここでお土産用のセンテナリオグッズも買う事が出来ますよ〜。

入場料は大人1人100ペソ(2012年6月現在)。数年前までは、入場券が1930年第1回W杯当時の入場券のレプリカで、すごく風情があったのですが、今はレシートに変わってしまいました。残念。

よく言えば建築当時の姿をそのまま残す、正直に言えばおんぼろのセンテナリオ・スタジアムですがまだまだ現役で活躍中。サッカー好きの人もそうじゃない人も、是非一度、お越し下さい。

Museo del Futból

住所:Av. Ricaldoni esq. Av. Italia. El estadio centenario, tribuna Olímpica

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