語学習得 + 宿探しの旅スタイル

公開日 : 2013年05月26日
最終更新 :
筆者 : Mariana

南米には欧米からたくさんの旅人が大陸一周をしようとやってきますが、私の多くない聞き取り結果によると、ウルグアイに来る人のほとんどが、ここを旅の出発点として選んでいました。

理由を聞くと「欧州に文化が近いから」「治安がいいから」という理由が大多数。

未知の大陸南米に、カルチャーギャップや危機管理意識を徐々に慣らしていく、ソフトランディングの地としてウルグアイを選んでいるようです。

確かに、統計によると南米の中でもウルグアイは治安のよさがトップクラスですので、理にかなった選択です。

そういう目的でウルグアイを最初に選んだ旅人は、ウルグアイにあるスペイン語の語学学校へ申し込んですが、さらにその語学学校を利用して、当座の滞在場所を手配してしまいます。

特にホームステイをセットで斡旋してもらうと言うのが人気で、料金は安いホステルと比べると断然お得かいうと、そうでもないのですが、ホテルに比べれば断然安く、また、現地の生活が体験できるという大きな魅力があります。また、アパートホテル派という人であっても、外国から、もしくは到着後にアパートホテルを探すのも大変ですが、語学学校経由では探す苦労なしに、学校から信用できる先を紹介してもらえるので、やはり助かります。

語学学校の選択は、ご予算の都合やクラス形態のお好みがあるとは思いますが、Googleで。"Spanish language school in Uruguay"と検索すると、一通りのところが出てきますので、そこからお好みとご予算にあわせて選んでいただけます。(日本語でも「スペイン語 語学学校 ウルグアイ」で検索できますが、選択肢は少し少なくなります。)

ちなみに、私が3ヶ月間みっちり通ったのはAcademia Uruguayという語学学校です。ここの学校で私が気に入ったのは、運営がキッチリしている事と、課外活動(ガイドつきの外出含む)が週3回あり、単独で観光していたら見れなかったウルグアイを見ることが出来ることです。また、ラプラタ川を挟んだお隣の国、アルゼンチンのブエノスアイレスやバリローチェに姉妹校があり、ほぼ同じ教科書で授業が行われるので、ウルグアイから気分を変えたくなった場合も転校可能、生徒のレベル進捗などのデータも事務でやり取りしてくれます。

閑話休題。

そうして、1ヶ月か2ヶ月、時間が1年くらいある学生などは、3ヶ月ほど滞在してスペイン語をほぼマスターし(ヨーロッパ語圏の人はこのくらいで大体コミュニケーションできるようになっちゃうんですよね...ウラヤマシイ)、南米の文化(の一部)を理解し、ウルグアイを楽しんで、南米のどこかでまた会うであろう旅人の友達も作り、他の国へ意気揚々と旅立って行きます。

少し話はそれますが、そこからは大多数がホステルを渡り歩くバックパッカーになる中、なかには「スペイン語、将来使えるからこの機会に磨きをかけちゃお」と思って各国の語学学校を行脚して勉強を続け、各国でホームステイしてローカルなコミュニケーションを楽しむ、というスタイルを貫くツワモノも居たりするようです。これはすごい。

ということで、スペイン語圏・南米文化圏へ入口としても、ウルグアイ、いいですよ。

あ、ラプラタ川流域はスペイン語の訛りがあるからちょっと、、、という方もいらっしゃると思います。

そういう方には、私は個人的には「どうせ南米各国、スペイン語はかなり違いますので、標準スペイン語にこだわらず、多様性を楽しんでください!!」と、言っちゃいます。

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