№29 マトリョーシカを探しに- モスクワ ヴェルニサージュ市場 まずは腹ごしらえ編
モスクワでマトリョーシカを買うとなれば、ぜひ足を延ばしたいのは、ヴェルニサージュ市場です。
中心地から、メトロで20分足らずなので、2時間ほどの余裕があれば、十分往復出来ます。お土産物ストリートとして有名なアルバート通りを始め、市内各所で売られている品物も、仕入れ先はここであることが多いようですが、お値段の違いは比べようがないほど。半値とも10分の一とも言われるほどです。
早速掘り出し物を探しに、出発しましょう。
メトロ3号線のパルチザンスカヤ駅へ向かいます。
↓ホームの端にこの銅像が見えたら正解です◎
出口は一つしかないので、改札を出て地上へ。
市場内には、高くてとても買う気になれないシャシリク(旧ソ連圏で愛される串焼き肉)の屋台のようなものしかないので、駅を出たらまずは腹ごしらえ。市場でのお買い物はとにかく疲れますからね。
駅の裏手に回り込むようにすると、この看板が見えます。
自家製料理のお店、という感じの店名。おいしい食堂と聞いたことがあったので、一度行ってみたいと思っていました。あのブリヌィ屋さんのように。
...で、入店して「ウッ、やっぱりやめておこうかなー」と今回も逡巡。
現代モスクワ感は皆無のお店です。色々とデリケートな方には、おすすめしません。それにしても、赤の広場からわずか20分足らずでここまでガラリと違う世界へ辿り着けるおもしろさ...。
結局今回もしっかりと。お持ち帰りを前提としているのか、最初から使い捨て容器に入っているため、全く食欲がそそられないビジュアルなのは残念です。
注文カウンターの左奥に10席ほどのカウンター席があります。
ロシアの定番スープの一つ、サリャンカとビーツとナッツのサラダ、卵と青ネギのピロシキ。全部で124RUB。
はい、結論から言いますと、サリャンカは油がきつすぎる、ビーツのサラダはにんにくがきつすぎる、しかし、ピロシキ(30RUB)は抜群のおいしさでした。
日本では、ピロシキというと揚げてあるものという認識かと思いますが、ロシアでは、焼き/揚げどちらも定番です。今回は焼きピロ。温めて提供してくれるので、ふんわり、ちょっともっちり。他にもキャベツやお肉など種類も色々。
ピロシキでエネルギー補給が完了したら、いざ出発です。
-次回へ続く-
こういった食堂が苦手という方は、駅を出て前方、市場方向へ直進すると、右手に小規模なショッピングモール的なものがあり、フードコートに各種ファーストフードがありますのでそちらへどうぞ。気軽なセルフサービスのブリヌィ専門店、テレモックも入っています。
*1RUBは、現在のレートで約2.8円です
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