№35 モスクワ経由便 預け荷物にご用心!! 念には念を入れ、楽しい旅を

公開日 : 2014年04月10日
最終更新 :

旅先でトラブルに見舞われると全てが台無しになってしまいますね。最初から最後まで楽しい時間を過ごして自宅に帰りたいものです。

これまで、旅の途中で大きなトラブルに見舞われたことと言えば...

【これまでのワースト3】

1. インドで感染症にかかった (現地で二週間で全快)

2. バンコクのカオサン通りから空港までのミニバンで車体の天井に積まれていた荷物が、私が降りるターミナルの手前で降ろされていたことに数分後に気づき、急いで戻るもバックパックが丸ごとなくなっていた

3. ローマの地下鉄で、マリメッコの丈夫なトートがナイフで切られ、切り口が貫通していた (全然気づかないほどのプロの技、貴重品を入れていなかったので中身は無事)

...こう書いてみると、これまでも結構なダメージを受けていて、私がとんだお間抜けであることがわかりますが、先日モスクワのシェレメチェヴォ空港を発った際、一番の大惨事に見舞われてしまいました。

ここで書くことはみなさまに恥を晒すことになりますので、逡巡しましたが、モスクワが目的地でなくとも、モスクワを経由してヨーロッパに旅立たれる方も多いだろうなと思いますので、後悔のない楽しい旅になられるよう、私の大失敗談を勇気を出して共有させていただきますね。

まあ、そもそも、こんなばかなことはどなたもなさらないだろうとは思いますが、念のために...!

前置きが長くなりましたが、そのトラブルとは、「預け荷物のスーツケースに入れていた時計を盗まれた」です。

※TSAロックのスーツケース、時計だけがピンポイントで...

みなさん、飛行機の預け荷物にはどこまでのものを入れていますか?一般的には、他人にとっては何の価値もないもの...という位置づけのものですよね。(衣類や使いかけの化粧品とか...)

それがどうしたことか、近年の私は、お金とか(それも円やRUBではなく、ユーロなどグローバルな通貨)、ちょっとしたジュエリーとか、果ては今回のように時計まで入れてしまう無防備な人になっていました。完全なる油断!

※さすがに時計を入れたのは、今回が初めてでした

現金を入れても無事だったというのは、ただただ幸運だったという他なく、本当にこれまで何もなかったことが今となっては不思議です。

この他、今後気を付けなくてはと思ったものは、冬のロシアの必需品、ダウンのコートやファーなど。衣類と言っても転売の可能性が予想出来るものは危険ですので、手荷物になさることを強くおすすめしたいです。その他、例えばパリやミラノで買ったばかりの品物なども(モスクワ経由で日本へ帰ることを想定)。敵はスキャナーで素早くモノになる対象をキャッチして、チームで犯罪を犯していると聞きました。

まあこんな私が申し上げても、なんの説得力もないのですが...。

ちなみに、今回はモスクワを出て、別の都市も経由したので、100%モスクワの空港で起きたことと断定出来ないのですが、少なくとも50%の可能性があることと、フランス人の友人に聞いた話では、モスクワがこの意味で危ないところであることはヨーロッパでは有名だとのことなので、この場でお伝えさせていただきました。

イタリアが危ないという話はよく聞きますが、モスクワもリストインです。

それから、機内で貴重品をつい頭上の荷物入れに上げてしまうことってありませんか?...ありませんか。こう書いていて、一体私のリスクマネジメントはどうなっているんだとお恥ずかしい限りですが、お財布やパスポート等々大切なものは、面倒でも胸に抱えて過ごさなくてはと改めて思いました。

みなさまの体験談もぜひお聞かせいただけたら嬉しいです。

▼最後はさわやかに...最近晴天続きのモスクワ赤の広場。日が長くなり、夜は21時頃まで明るいです。

DSCF3319.JPG

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。