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ケニア/ナイロビ特派員ブログ 河上 洋子

ケニア・ナイロビ特派員が現地からアフリカ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


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アンボセリ国立公園は、アフリカ最高峰キリマンジャロ山をバックに野生動物を観察するには最適のフィールドです。

ケニア南部、キリマンジャロ山の裾野に広がるアンボセリ国立公園は広さ390平方キロメートル、ナイロビからはハイウェイに乗って片道4時間の距離にあります。ライオンやヒョウ、チーターなど肉食獣はもちろんですが、この公園の見どころはゾウの群れ。公園中央の湿地帯周辺では日長一日草を食んだり、水(ドロ)浴びをするゾウの姿に遭遇します。ここのゾウたちは、他の地域に生息するゾウと比べると、ヒトからの脅威(特に密猟など)に晒されていないためか、すごくのびのびとしています。

写真はいずれも1月に公園を訪れたときに撮影したもの。ゆったりと水浴びするゾウの姿になんともいえずホッとしたことを覚えています。ドラマチックな動物サファリよりも、草食獣が悠然と草を食む姿をぼんやりと眺めるほうが性に合う、という方にはアンボセリがお勧めです。

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国立公園内の湿地帯で水(ドロ)浴び中


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ドロ浴びがひと段落すると車道へ上がってくることも(よく)あります


アンボセリは火山性の土壌であるため、気温が高くなる日中は上昇気流のせいで視界がかすんで山が見えづらいことがあります。朝夕、特に日の出前の午前5時半から6時ぐらいの時間帯にかけては朝焼けに染まるキリマンジャロ山がよく見えます。

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朝焼けに染まるキリマンジャロ山(5896m)とマウェンジ峰(5149m)


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日が高くなるにつれ空の青さと稜線とがなじんでいきました


ケニアを代表するアンボセリ国立公園はキリマンジャロ山とゾウ、ダイナミックなアフリカを体感できる絶好のロケーション。しかも標高1,000mと一年中、過ごしやすい陽気です。片道4時間のドライブが長すぎる、という方にはプロペラ機(定期便)利用のアクセスをお勧めします。

■ アンボセリ国立公園

  • アクセス:ナイロビから片道4時間(舗装路)ドライブまたは定期便(35分)利用
  • 入場料: 非居住者大人 USD60/24時間(入場2回まで) 非居住者子ども USD45/4時間(入場2回まで) 

入場料はカード(クレジット&デビッド)での支払い限定


2017年10月18日

マサイマラ国立保護区はケニアのみならず、アフリカを代表する野生動物の楽園です。毎年7~10月にかけてヌー(ウシカモシカ)のマイグレーション(百万頭単位の季節移動)がやってくると、マサイマラは地平線の彼方まで野生動物で埋め尽くされます。保護区の広さは大阪府ほどで、隣接するタンザニアのセレンゲティ国立公園よりも規模はずっと小さいのですが、その分、野生動物の個体数密度が高く、マイグレーションシーズンに限らず、一年を通して動物サファリには適していることでも知られています。

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バッファローの群れ 早朝ゲームドライブにて


このマサイマラ国立保護区の魅力はもちろん、動物サファリなのです。が、しかし、正直なところそこまで動物フリークになり切れないし、ガタガタ道のゲームドライブもちょっと単調、時差ぼけで眠たいし・・・ということもあるはず。かくいう私も動物サファリにはそれほど執着できず、動物サファリよりも海辺がいいと決め込んでいました。この朝焼けを見るまでは。

大雨季に入ったばかりの4月上旬、マサイマラ国立保護区に行ったときのことです。

この時滞在したのは「オロナナ」。このロッジのエキスパート、ミセスMが是非にとお誘いくださり、ご一緒させていただきました。

オロナナはテンティッドロッジ。14室の客室は、マラ川のせせらぎと、ここで暮らすカバたちのおしゃべりが聞こえてくる川岸に立地しています。ロッジ敷地内のキッチンガーデンで収穫されたハーブ類をふんだんに使ったお食事、薫り高いコーヒーやアイスティーが並んだティータイムなど、贅沢で心の篭ったサービスを楽しみました。

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前菜のサラダ 胡桃とハーブのドレッシング和え


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アフタヌーンティー ホット&アイス コーヒー・紅茶と焼き菓子


オロナナの朝はモーニングコールとともに訪れます。眠い目をこすりながら、熱々のお茶とクッキーをほおばり、ジャケットを羽織って、さあ、ゲームドライブへ、とふと空を見上げると・・・!そのあまりの美しさに息を呑みました。藍色の空に少しずつ紅が差し、やがて全体が茜色に染まっていきます。わずか5分足らずの間の出来事でしたが、繊細で優美な朝焼けに完全にノックアウトされました。

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オロナナのダイニングから 


至近距離でライオンを観察するのも、ヌーの河渡りを待つのもマサイマラの楽しみですが、その合間に是非空を眺める時間を作ってください。オロナナ含め最近はWifi完備のロッジも増えてきましたが、スマホ操作はほどほどに、極力お部屋を出て空を見上げること、お勧めします。思いがけない絶景に出会えるかもしれません。

■ Sanctuary Olonana

URL:  http://www.sanctuaryretreats.com/kenya-camps-olonana 

電話: +254 (0)20 248 7374 (予約担当)

Email: reservations.safrica@sanctuaryretreats.com


2017年9月27日

実はケニアのコースト(海岸地域)は知る人ぞ知るビーチリゾート。毎年クリスマスからお正月にかけてのホリデーシーズンになると、ヨーロッパ方面からチャーター機で到来する避寒ツーリストで、宿という宿は満杯になります。特に、12月20日あたりから年明け三が日まではビーチリゾートの予約が非常に取りづらく、中には「連泊ルール」が設定されているところも珍しくありません。また宿泊料もこの時期が最高値となります。

南北約500Kmのケニアの海岸線ですが北から「ラム」「マリンディ」「ワタム」「モンバサ」「ディアニ」がポピュラーな観光地です。それぞれに特徴や魅力が満載ですが、今回はコンパクトなリゾート「ワタム」をご紹介します。

ナイロビからのアクセスは空路が最もポピュラーです。最寄の空港はマリンディ、ここから車で30分ほどドライブするとワタムの村に到着します。ナイロビからマリンディへの定期便はAir Kenya, FLY540, Jambo Jetの3社が運行中。今回はLLCのJambo Jetを利用しました。直行便だと約1時間、ラム経由のフライトだと2時間弱かかる場合もあります。なお、繁忙期でマリンディ便が取れない場合は、空路でモンバサまで移動、モンバサからは陸路移動(所要2時間)、というパターンもあります。

W1.jpgのサムネイル画像 Jambo Jet ナイロビからは国際空港(国内線ユニット)発着となります



ワタムはケニア南部のビーチ、ディアニと並んでダイバーに人気のスポットです。隣接する海洋公園でのダイビングやスノーケリング、イルカウォッチも楽しめます。


W2.jpg ちょっと涼しめ 8月上旬のワタム


そしてもうひとつ。ワタムはお隣の町マリンディ同様、イタリア人にも人気のスポット。ワタム好きが高じて別荘地を購入してしまうイタリア人リピーターも決して珍しくありません。もちろんイタリア人独壇場、というわけではなく、英国系、地元系の宿もありますが、イタリア系が目立ちます。
今回は、その中でも特にイタリア人ツーリストにポピュラーな老舗ビーチリゾートに滞在しました。


W3.jpg Barracuda Inn 徒歩圏内にスーパーマーケットや鮮魚店があります


お部屋はどちらかというとシンプルかつゆったりとした造りで、お掃除も行き届いていました。エアコンや水圧の高いホットシャワー完備。それ以外の細かい設備は個別に頼む、というスタイル。例えば貴重品を入れるお部屋備え付けの金庫やWifiは有料。なお、宿泊プランはお食事のときのソフトドリンクが含まれる3食付きがベースです。


W4.jpg スタンダードルーム 蚊帳&エアコン完備


イタリア人の滞在者がほぼ90%以上のこのホテル、フロントスタッフはもちろん、プールタオルを配布するお兄さんまでも流暢なイタリア語でお客さんと会話しているのには感心しました。また、もう一つ驚いたのは施設内での喫煙に寛容なこと。公共スペースにもお部屋にも灰皿完備でした。常駐するオーナー一家は元々アメリカでホテルを経営していたイタリア人、焼きたてのピザや、ボリューミーなデザート類も嬉しかったです。

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ブッフェにはいつも焼きたてのマルガリータ


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ポップなデザインの焼き菓子も


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デザートコーナーのトロピカルフルーツ


ところで、今回は初めて日本語のホテル予約サイトを利用してみたのですが、これが大失敗。システム不具合による決済無効、プラン内容が間違っているうえに割高でした。。。やっぱり少々イレギュラーなことが多いケニア国内のホテル予約に日本のホテル予約サイトは向いていません。普段は自社の予約システムでお客様手配をしているので、ウェブ予約の実際に戸惑いました。よい勉強になりました。


■ Barracuda Inn

  • 住所:Watamu Road, Watamu, KENYA
  • 電話:0701-028754
  • URL:www.barracuda-in.com (イタリア語)
  • e-mail: barracudahotel@gmail.com (英語可)

2017年9月26日
2017年9月20日
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  • 特派員プロフィール
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    ナイロビ特派員
    河上 洋子
    スワヒリ語学院のOGでコーディネーター&通訳(英語・スワヒリ語)をしています。ナイロビで気に入っているのは、街路樹がジャカランダの花で紫色に染まる景色とスワヒリ語でのおしゃべりです。旅行のプランニング、出張サポート、リサーチなど、ケニア手配に関するご相談は会社サイト『AFRO SPACE』もしくはこちらまで。 DISQUS ID @disqus_1cCodKi16Y

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