治安の悪いナポリでの安全対策
イタリア人でもナポリに来るのをためらう程、悪名高いナポリの治安。でも、観光名所いっぱいの、見逃せない街。危ないからって来るのをやめるのはもったいない!!
きちんと安全対策をすれば、女の子の一人旅だって実現可能です!(実際私は復活祭真っ最中の誰もいないナポリに一人で駅近くの治安の悪いホテルに一週間程滞在しましたが、安全に楽しめました。)
そこで、ナポリに観光に来る上でのアドバイスをしたいと思います。
①避けるとよい時期:クリスマス(25日)と復活祭当日。日曜日。8月10日頃から25日頃まで。
クリスマス前は買い物をする人でとても賑わいますが、クリスマス当日はみんな家族と家で過ごすので、お店は全て閉まり、街にはほとんど人がいなくなります。復活祭も同じ。(復活祭の時期によってはお散歩を楽しむ人でクリスマスよりは少しましです)日曜日のお昼ご飯時、または地元のチームがサッカーの試合のある時間帯は人通りが少なくなります。お店も閉まります。8月15日は祝日で、その前後からほとんどのイタリア人がバカンスに出かけるため、銀行や郵便局、スーパーなどもほとんど機能しなくなります。8月中旬に私はナポリの街を出歩くことは絶対しません。
②軽装で行動する。アクセサリーはできるだけつけない。
かわいいピアスをもらったのにつけられない...そんな悲しい街、ナポリ。そう言うと大げさに聞こえるかもしれませんが、夜出かける時は装飾品は少なめに。高価なものは避けた方が無難です。特に日本人は重ね着をしているイメージがあり、目をつけられやすいので、できるだけシンプルな服装がおすすめです。
私は夜にipadなどの電子機器は持ち歩かないようにしています。かばんを持っていかないこともあるほど。気をつけるにこしたことはありません。
③背後からのバイクに用心
原チャに二人乗りをしたヘルメットなしの少年達には要注意。カバンは壁側に持ち、できるだけその辺りを歩いている人にくっついて歩きましょう。一人にならないようにすること。
④中央駅周辺に泊まらない
ホテルの選択は重要です。できるだけ治安のよいサンタルチア地区、キアイア地区などに泊まるようにしましょう。特に駅周辺は危険地区です。
⑤電車(各停や地方の鈍行などの電車)では寝ない
安い電車では時差ぼけが辛くてもできるだけ寝ないこと。バスも同じです。貴重品はホテルに置いて行動しましょう。カードやパスポートを持っている場合は靴下や下着の中に入れるとよいです。
以上書くと、なんだかとても物騒な街のようですが、実際私も気をつけていることです。残念ながら行動に様々な制限が出てしまいます。せっかく友達のパーティーに誘われても、終わるのが遅く、車のアテがない時などはあきらめているほど。
それでも、出会うナポリ人達の陽気さ、美味しい料理とワイン、歴史を肌に感じられる建造物、ヴェズヴィオ山をバックにした海辺の景色を目にすれば、「ナポリに来てよかった!」と必ず思うはずです。
(7月お題"旅行する前に知っておいた方が良いこと")
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