クリスマスの足音。ナポリのびっくりイルミネーション
ナポリの市長さんLuigi De Magistrisの頑張りで観光客がどんどん増えているナポリ。クリスマスもナポリカラーをしっかり出していこう!ということで、先週からイルミネーションが始まりました。2014年の今、こんなに素朴なイルミネーションがあるんです...必見!
こちらも今は亡きナポリ出身の俳優マッシモ・トロイーズ。日本でも「郵便屋」などの映画で知られる哀愁漂う喜劇俳優。
さらに、80年代にナポリチームに所属して大活躍し、今でもナポリのヒーロー的存在。サッカー王、マラドーナ。
そして、ナポリの守護神である道化師のプルチネッラ。
クリスマス時期になるとザンポーニャと呼ばれる笛吹きがどこからともなく現れます。この楽器はチャラメッラと呼ばれます。これもイタリアでしか見られないイルミネーション。日本でも寒い時期にチャラメルを吹きながら屋台ラーメンが来れば、どことなく冬の味わいを嬉しく感じるのと同じような感覚。残念ながら日本では最近では見られなくなった光景だと思います。イタリアでは現在もこの時期の風物詩。このチャルメッラの音が聴こえてきたら、今年ももうわずかなんだな〜と思います。
クリスマスには全然関係のないイルミネーションたち...。中途半端な地味さ。
スパッカナポリのもう一つの路地ではこんな宗教的なイルミネーションが。
さらにはラクダと三人の博士が登場したり...。ヤシの木のイルミネーションも。これはキリスト教のお話を知っていないと分からないですね。
そして、ナポリのメインストリートとなるトレド通りでは、ショッピングを誘発するイルミネーション。手前に見えるのはナポリ名物ドルチェ、スフォッリャテッラです。
サンカルロ歌劇場の方まで行くと、もう少し現代的なイルミネーションも見られます。
きれいなイルミネーションなら日本でも十分見られるから、ナポリではこの独特なのを楽しみたいですね。キリスト生誕模型やプルチネッラの並ぶ古い通りを、ちょっと笑えるイルミネーションが照らしてくれます。そこに焼き栗の香ばしいかおりが漂い、プレゼントを抱えた人々が行き交うのを見ていると、それはまさにナポリのクリスマス。
教会の鐘が鳴り響く中、アンティークなプレゼーペを見て回るのがこの時期のナポリ観光の醍醐味です。
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