ナポリの絶景を臨むポジリポの丘に隠された古代劇場

公開日 : 2017年06月24日
最終更新 :

 「ナポリを見て死ね」とはイタリア語で「Vedi Napoli e poi muori」ナポリを見ずしては死ねない、ナポリをこれでもかという表現で讃えたフレーズです。

 そんなナポリを見るにふさわしい場所がポジリポ。ナポリのカンツォーネにもなっている、小高い丘のハイソな地区を指します。ポジリポから見るヴェズーヴィオ火山は圧巻。夜景も美しく、朝から夜遅くまで観光客と地元民がその美しさを見に訪れています。

 ポジリポには古代ローマ時代の劇場の遺跡が残っています。Pausilypon(パウジリポン)と呼ばれる考古学自然公園にはセイヤヌスの洞窟を通って辿り着きます。この洞窟は第二次世界大戦中には防空壕としても使用されたそうですが、完全に昔からの形で残っています。夕方から夜にかけては神秘的過ぎてゾクゾクするくらい。

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 紀元前1世紀に建てられたPausilyponの別荘の遺跡、ローマ劇場、会議室などが海を見渡す広い敷地に残っています。

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 その古代遺跡で様々なイベントが行われています。→http://www.napolike.it/suggestioni-all-imbrunire-2017-al-parco-del-pausilypon-programma

演劇、ピアノソロ、カンツォーネなど、いろんなジャンルの舞台を楽しむことができます。遺跡探索と夕涼みを兼ねてポジリポの丘を尋ねてみては?

住所:Grotta di Seiano, Discesa Coroglio, 36

information:https://www.suggestioniallimbrunire.org

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