NYの地下鉄事情

公開日 : 2009年01月28日
最終更新 :
地下鉄.jpg

しかし、「汚い」「衛生的でない」というのは残念ながら今なお解決されていない問題である。相変わらず線路はゴミ捨て場となっているし、ネズミも走り回っている。雨が降れば雨漏りする。また明け方は浮浪者がたむろしている車両もあったりする。こういった問題は予算のせいか、いっこうに改善の方向がみえてこない。二番街に開通するという新路線もいつになることやら。

また、観光客どころかニューヨーカーも惑わす予定外の「行動」。例えば、東を走る各駅停車の6番線は、朝の通勤ラッシュで、遅れがちになると、突然アナウンス1本で「電車がつかえてるので、次と、次の駅は停まらない」と、別行動をおこす。あわてて、椅子を立ち上がる通勤者。

また週末ともなると、途中までしか行かず、別の路線に乗り換えろ、とかそこからは連絡バスに乗れ、ととかく振り回されることが多いのだ。また駅の階段を下りてみれば休日は運休中だという。改札口はロープが張られているが、駅の階段を下りてみるまではわからない。骨折り損とはこのことだ。快速が各駅になったりというのは夜中や週末に変わるが、表示も明確でなく、8年以上住んでも迷うことは多い。

そうはいっても、どこに行くにも(今現在)2ドルで済む。JFKに行くにも7ドル(2ドル+シャトル乗り換え5ドル)、地下鉄とバスに乗り継いでラガーディア空港に行くのにも2ドルと格安の交通機関であれば、お金をセーブしたい旅行者は乗らざるをえない。

そこで以下に最低限のアドバイス事項を書いておこう。

‐車内アナウンスは聞き取りにくいので、迷ったら下りて係員に聞く。

‐ホームの貼紙を注意する。

‐(恥ずかしがらずに)他の乗客に聞く。

‐アンリミテッド(乗り放題)のパスなら、道路のストリート名がわかるバスも利用。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。