エコロジーなクリスマスを

公開日 : 2009年12月14日
最終更新 :

あっという間にクリスマスの季節。不況とは言え、毎年恒例のアメリカ一大イベントとあって、ニューヨークは買い物客であふれてかえっている。大小の商業用ビルや住宅用ビルでも豪華なクリスマスのイルミネーションで、きらびやかなことこの上ない。

ロード&テイラーやメイシーズといったデパートのショーウインドウには、様々なクリスマスシーンが演出され、一目見ようと大勢の人々が列をつくって、あるいは群がるようにして取り囲んでいる。いつもと変わらないクリスマスの風景なのだが、そんななかでエコロジーを意識したクリスマスツリーも登場した。

NYでも最大級のクリスマスツリーといえばロックフェラーセンターの巨大ツリー。今年はコネチカット州在住の小学校の教師が樹齢60年の木を提供。その木を飾る3万個の電飾はLEDタイプの節電用のライトだそうだ。確かに以前よりはきらびやかさにかけるが、青と白の光が神秘的に輝いて、夜空の星を思わせる幻想的なイメージをつくりだす。この巨大クリスマスツリーのお披露目は来年の1月7日まで。

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また、9番街と15丁目のチェルシーマーケット内には、廃棄物利用の一アイデアとしてコンパクトディスクで作られたクリスマスツリーを見ることができる。同じアイテムでリースもあり。一見、CDとはわからない見事な出来栄えで、CD特有の表面の光沢で、全体が光輝いてみえる。また天井の照明器具のカサは、プラスチックの紙コップをハチの巣のようによせてできたこれも廃棄物利用の一アイデア。ちょっと工夫すれば、かんたんにエコロジーグッズがつくれるのだと実感した。「地球にやさしいXX」と言われる昨今だが、来年は世界中のより多くの人々が資源を大切に使う意義を理解してほしいと思う。

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