ワシントンDCの新スポットへ行ってみよう! マーティン・ルーサー・キングJrの巨大モニュメントがオープン

公開日 : 2011年11月21日
最終更新 :
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ワシントンDCは、スミソニアンの美術館、博物館以外に、モニュメント(記念碑)が多いことでも知られている。ベトナム戦争、朝鮮戦争、第二次世界大戦にちなんだ慰霊の石碑。人物ではトーマスジェファーソン像、リンカーン像、フランクリン・ルーズベルト像。

そして、約2ヶ月前には黒人の公民権運動に尽くした著名人、マーティン・ルーサー・キングJrの巨大石碑がオープンした。場所はタイダル・ベイシン池に沿ったところのルーズベルト像に隣接する位置。白人で元大統領であった、上記三大著名人に並ぶように立てられた像が、初の黒人でしかも大統領でない人物であるのは、一見画期的なことのように思われるかもしれない。一方で、アメリカの歴史は、このキング牧師の功績をなくしては語れない。次世代への伝承としてこの像の建立は十分意義のあるものと言えるだろう。

砦のような入り口を通ると、威厳に満ちた巨大な像がタイダルベイシンに向かって聳え立っている。高さ30フィート。白い石碑がより鮮明に青い空の下に輝いて神々しくさえ見えた。心なしか、このスポットは黒人の見学者が多いように見受けられた。

石碑の側面にはそれぞれ"Out of The Mountain of Despair. A stone of Hope"、 "I was a drum major for justice, peace and righteousness" と刻まれているほか、周囲の壁にも、ニューヨーク、アラバマなど彼が先々で行ったスピーチの中の名言を伝えている。ここを訪れる際はぜひ辞書を持っていってほしい。

http://www.mlkmemorial.org/

*一方ワシントンメモリアルはただ今閉鎖中。8月の地震で亀裂が見つかったため、修理中のようだ。再オープンは未定(↓)

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