アウトレット VS ブランド物ディスカウント店
アメリカのどの州に行っても、大型アウトレットがそこかしこにある。しかしたいてい、郊外の、それも道路沿いに立地する場合がほとんどだから、車がないとたどり着けない。
その点マンハッタンは、バス路線が発達しているためアウトレットへも比較的スムーズに行ける。
代表的なアウトレットは、地球の歩き方NY編にも掲載されている「ウッドベリーコモン」。42丁目のポートオーソリティーバスターミナルから出発し、1時間程度北上したところにある巨大アウトレット。シャネル、グッチ、コーチといったブランドからカジュアル系のバナナリパブリック、ギャップ、DKNYなど200件以上の店舗がひしめいている。
1日でも見切れない広さのために、往復40ドル以上を費やして行く価値は十分ある。
アウトレットだけでなくプラスαで何か楽しみたいという人には、ポートオーソリティーからバスでアトランティックシティーに行くことをお勧めする。ここはカジノと夏はビーチも楽しめる人気スポットだが、バスのターミナル周辺には小規模ながら、アウトレット店が散らばっている。
だけど、実はマンハッタン内でも、「センチュリー21」「ダフィーズ」「TJマックス」「マーシャルズ」「レイマンズ」など、ブランド物のディスカウントショップが軒並み揃っている。ディオールのサングラス、ミュウミュウのサンダル、カルバンクラインのスーツ。
郊外に行く時間がなくても、これらのストアーを散策すれば掘り出し物がいくらでも見つかるのだ。特にセール品からさらに「追加でさらに75%引き」という表示もあればついつい余計なものも買ってしまいたくなる。いろいろな国のデパートに行ったが、ニューヨークほど「お買い得」にありつける街はない。
(↑)マーシャルズで買った、元値80ドルのラルフローレンのベッドスカート。25ドルでゲット!
最近は競争激化のためか、高級なイメージがあるデパートさへ、思い切った割引価格を掲げている例も見受けられる。
たとえば、この間メイシーズで購入したシルバーメタリックのアクセサリーの元値は40ドルなのに、なんと8ドルで放出。ギフト用にまとめ買いをしている人もいた。
何でも高いというニューヨークのイメージだが、衣服、アクセサリー、靴類では「ソーホーのセレクトショップでお買い物」というのでなければ(こういったところはやっぱりお高い!)、ブランド物ディスカウントの買い物天国といっても過言でない。
14丁目にある靴専門のディスカウントショップ「DSW」が、つい最近、34丁目のペン駅前、7番街近くにもオープンした。
また、グラウンドゼロ前にある有名なセンチュリー21は、新たにリンカーンセンター付近にもオープンし、ミッドタウン西で働くOLやビジネスマン、観光客で連日賑わいを見せている。
このように続々と大型ディスカウント店がオープンするマンハッタンでは、特に郊外のアウトレットに行かなくても十分お買い物を楽しめるのだ。むしろ財布の紐がゆるくなりすぎないようにお買い物はマンハッタン内で止めておくべき?
**ブランド物ディスカウント店を集中してチェックできるエリア*
地下鉄14丁目の6番街で下りる。(LやオレンジのB,D,F,Vライン)
6番街の18-19丁目の間に、「TJマックス」「マーシャルズ」があり。7番街の16丁目には「レイマンズ」また17丁目の7番街と6番街には「ハウジングワークス」という古着、靴のリサイクル店(家具や食器もあり)があり、掘り出し物が見つかることも。ディスカウント店を散策したら、6番街20丁目のライムライトにも立ち寄ってみたい。
(4月のお題 "アウトレット")
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。