グリーンに染まる1日―セントパトリックデー
毎年3月17日はセントパトリックデー。アイルランドにキリスト教を広めた、聖パトリックの命日を祝う日である。この日のために、スーパー、みやげ物店などでは、何日も前から「緑色グッズ」コーナーを用意している。ネックレス、三つ葉シャムロックをかたどったピアスや帽子、Tシャツ etc.
セントパトリックにちなんだ、グリーンカラーのケーキやクッキーも店頭に並ぶのだ。
そして当日、街中ではグリーンカラーを身につけた人々が行き交い、パブでは昼間からビールをひっかける人々があふれ、酔っ払い出没も多いこの日。会社のマネジャーが朝から「今日は街中にクレージーな人が溢れる日だから気をつけなさい」なんてEメールをまわすほどなのだが。
残念ながら、今年はグリーンカラーを身につけた人が少なかった気がする。天気が悪く、寒かったせい? 3月になったとはいえ、まだオーバーコートを手放せないニューヨーク。
よく見れば、ネクタイ、靴下だけ緑ーーという人もいるのだけど、集団ではあまり見かけなかった。
アイリッシュ移民の数も他の移民が増えるにつれ比率が小さくなっていくせいもあるのだろうか。
寒いためか、アイリッシュパブのお店もドアを締め切り、中の活気が感じられないのが残念。
それでも、マディソンスクエアガーデンは緑のネオン(←)
そしてエンパイアーステートビルディングもこの通り(←)
この日、シカゴではリバーを緑色にしたり、ここNYでは大きなパレードが開かれるなど、各都市によって行事が違う。残念ながら平日なのでパレードは見にいけず、詳細を報告できないが、興味のある方は下記をチェックしてみよう。
なにはともあれ、こういった国、民族の伝統行事が損なわれず何世紀も続くことを願っている。
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