未来の「地下公園」を垣間見る ~3月まで公開(週末のみ)
ニューヨークのロウワーイーストサイド。ここで地下に公園を作るプロジェクトが進んでいる。
西側の空中公園「ハイライン」に対してこちらは「ロウライン」と名づけられた。
場所は、1948年までウィリアムズバーグ・ブリッジを往来する電車の倉庫として作られ、今は廃駅となっている建物内。地下鉄、「ディランシー」駅(J/M/Fライン)のすぐそばだ。
植物が生きていくためには光合成ができる環境が必要。つまり太陽の光が当たる場所だ。地下には太陽の光が届かない。そのかわりソーラーテクノロジーを用いて採光し、パネルで反射させ地下の植物に、太陽の光を届けるという画期的なプロジェクトが「ロウライン=地下公園」なのだ。
その一部が、ロウラインラボとして2016年3月末まで無料で一般公開されている。(週末のみ11:00-17:00)
先週末、私も見学してみた。
こちらの屋根の装置がソーラーテクノロジーの一部のようだ。
電車の倉庫とあって、外見は殺風景な建物だ。
入り口で説明を受け、(寄付したい人はここで受け付けている)あとは見学自由。
そして実際の展示場へ。
天井は舞台装置のようだ。
エアプラントや熱帯植物など、地下にありながらここ一角は緑にあふれた不思議な空間だ。
試験的空間が狭く、この展示だけでは物足りなさもあるが、完成の暁には、地下とは思えないほどの光と緑に溢れた公園になるのだろうか。2年後が楽しみである。
お土産にTシャツも売られている。
The Lowline Lab
140 Essex Street (Between Rivington and Stanton Streets)
サイトはこちら(↓)
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