え~!蝦夷(えぞ)梅雨(つゆ)って何(なに)!?
今回から、ニセコ地域の特派員にならせていただきました、自称(寅さん)です。
これから、羊蹄山麓およびニセコ連峰を中心にした季節の移ろいや人々との交流、地元の人々との交流を通じた田舎暮らしの情報をご紹介いたします。どうぞ、よろしくお願いいたします。
近年、異常天候が続いています。内地では既に、真夏日を経験して、そろそろ(梅雨明け)の季節を迎えようとしている頃かと思います。汗だくで、満員の通勤電車に揺られて、働き蜂のようになって過ごした日々にお去らばして、10数年前に、北海道のニセコに移住し、田舎暮らしを始めた私達老夫婦にとって、北海道暮らしの大きな魅力の一つは、もちろん、北海道にはあのジメジメした「梅雨」がない、爽やかで、きれいな風が、北の大地に吹き渡るということでした。
しかし、しかし、実は北海道にも、数日間のことですが、あのハッキリしない「梅雨」のような天気が続くことがあります。この数日間を「蝦夷(えぞ)梅雨(つゆ)」と云うのだそうです。半年以上にも及ぶ雪との格闘の後、硬く凍った田畑を耕し、田圃に水を引き入れて、田植えも終わり、次に畑作業を始めようとする頃になると、農家の人達は、山の残雪でできる雪形を見上げ、またもうカッコウが鳴いたか!?と思案顔になります。
ナスタチウムの水玉
ニセコ連峰と田植えの
逆さ羊蹄山と田植えの頃
畑に苗や種を撒く時期を案じているのです。特に、蝦夷梅雨と云われる長雨が続かないか?霜が降りないか?と、気が気ではないのです。
内地では、明確な四季の移ろいを感じなくなりつつあります。しかし、北海道は鮮やかに、四季の移ろいを感じることができます。
白馬の雪形
萌え立つ大地
羊蹄山と若芽の頃
これから、ニセコの四季・人々の生活情報などを発信していきたいと思っています。どうぞ、よろしくお願い致します。
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