ニセコの美味しい野菜と云えば!?

公開日 : 2017年07月15日
最終更新 :
筆者 : 寅さん
じゃがいも畑と2本のサクランボの木.JPG

 羊蹄山麓の畑には、白、紫やピンクなど色とりどりの畑が広がっています。そうです。これらはジャガイモの花です。この時期の代表的な風物詩の一つです。用途によって、男爵、メークイン、キタアカリ、トウヤやインカの目覚めなど、約20種類のジャガイモが栽培されているようです。中でも、男爵はニセコ地区を代表するジャガイモです。

明治初期、函館の川田男爵がイギリスから輸入し、試作したことから、男爵と名前が付けられたようです。ジャガイモの原産地は、遠く南米のインカだと云われ、16世紀スペイン人によって、ヨーロッパに広められたのですが、当初は食べ方が不明で、よく食中毒などを起こしたため、鑑賞用だったようです。しかし、ドイツ人が改良して食用として、世界中に広まったようです。世界に2,000種類もあるそうです。

ジャガイモの名前は、慶長年間にオランダ人がジャワを経由して長崎に持ち込み、ジャガタラ芋と呼ばれたことに起因しているも言われています。芋との大きな違いは、ジャガイモは地下の茎の部分ですが、さつま芋などは地下の根の部分とのことです。長崎などでは、春と秋の二期作ですが、北海道は秋だけです。従って、北海道の農家の人達は、長崎などでの出来具合や価格など、常に注視されています。

ジャガイモ料理の代表的なものは、肉じゃがです。小生の好物のジャガイモ料理は、薪ストーブの灰の中にアルミ箔に包んで焼いたものに、ナイフで二つに割り、融かしたバターを塗り、更に、塩辛やキムチなどを添えて食べるのが絶品です。

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