琉球銘菓「きっぱん」ってご存知ですか?
沖縄お菓子のお土産の定番といえば、「ちんすこう」ですね。
サーターアンダーギーもおいしいです。
あとは塩せんべいに紅いもタルト、ブルーシールのアイスなどなど・・・。
たくさんある沖縄お菓子ですが、ひそかに人気の「きっぱん」ってご存知ですか?
これがその「きっぱん」です。白い袋のがそうです。
奥に移っている四角いのは「冬瓜漬」とうがんづけ です。
どちらのお菓子も300年ほど前に中国から沖縄に伝わったものです。
琉球王朝時代から王府や冊封使へ提供した琉球伝統菓子。
一般の人も食べるようになったのは、明治以降のことだそうです。
どちらもとても手間のかかるお菓子です。
きっぱんは「橘餅」と書くようです。
かんきつ類を練ったものの周りを砂糖でコーティング。
冬瓜は野菜ですね。瓜です。沖縄では「しぶい」と呼びます。
さっそく食べてみることにしました。
おいしいです。
「きっぱん」はほのかに柑橘の皮の香りがして、甘さ控えめで上品な味。
「冬瓜漬」は瓜とは思えない甘さと食感。くせになりそう。うまい。
どちらも濃いお茶にあいそうです。
こんなに歴史がある伝統的なお菓子が、あまり有名になっていないのには理由があります。
作っているお店が、現在1店舗しか残っていないんです。
その店がここ、「謝花きっぱん店」です。
国際通り近くの松尾消防署通りにあります。
住所はここ→沖縄県那覇市松尾1丁目5-14(松尾消防署通り)
店内にはりっぱな冬瓜が並んでいました。
シナモン味の冬瓜漬など種類がいっぱい。
いろいろ試してみたくなりますね。
琉球銘菓「きっぱん」と「冬瓜漬」。
ぜひ一度味わってみてください。
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