沖縄の青い海・白い砂浜はどうやって出来ている?そこには意外な真実があったんです

公開日 : 2017年05月31日
最終更新 :

はいさい(こんにちは)!

今回から「地球の歩き方」日本/沖縄特派員ブログを担当することになりました

関西出身の松尾(まっちゃん)です。

2014年より沖縄移住してまだ3年ですが、沖縄移住者から見た沖縄県の

不思議な事・沖縄県の魅力・沖縄県の文化などを移住者目線で

発信していきたいと思います。

突然ですが、沖縄県といえば?

という質問に殆どの人は・・・青い空、青い海、白い砂浜ですよね~

私もそう思います(こんな感じですよね)。

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でも、同じ日本なのに本土の海や砂浜となぜ違いがあるのか?

気になりませんか?

という事で、第1回目は・・・「沖縄県の意外な真実」です。

なぜ沖縄の海は青いのか?

なぜ沖縄県の砂浜はあんなに白いのか?

調べてみると意外な真実が分かったんです!

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いや~~沖縄って感じの写真ですよね!

コバルトブルーの海に真っ白な砂浜。

・青い海の真実!

沖縄の海の美しさを作り出すのに欠かすことのできない存在が「サンゴ」なんです。

沖縄の海には、200種ものサンゴが生息されています。

サンゴは、海中の二酸化炭素を吸収して体内で光合成を行います。

酸素と一緒にミネラルも水中へ放出し、このことで浄化作用が起きて

海水を綺麗に保てています。

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サンゴが死んだ後は海の美しい色を作り出します。

サンゴの体は石灰質で出来ていて、 石灰質が砕けてあのまぶしいほどの

白い砂になり、さらに白砂は海底に届いた太陽光を反射して

海水を美しいコバルトブルーを見せてくれるのです。

もう1つの理由が、沖縄が面している黒潮海流ということです。

黒潮は、貧栄養でプランクトンが少ないのが特徴なのです。

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沖縄県には大きな河川がないため、土や有機物が海に流れ込むことも少なく

流れ込んできたとしても頻繁に訪れる台風によってすぐに拡散されるので

プランクトンが増殖しにくいとも言われています。

そして、黒潮は海流の流れも速いので海水が濁りにくく透き通っているんです。

これが沖縄の海が限りなく透明であることの大きな要因となっています。

・白い砂浜の真実!

沖縄県の代表的な魚に「イラブチャー(ブダイ)」という魚がいるんです。

そのイラブチャーは強く硬い歯を持っています、その歯で珊瑚を砕いて珊瑚に付着

している褐虫藻を食べるんです。

その際に消化できない砕けた珊瑚、石灰質を排泄するんです。

その排泄物こそが、白い砂浜の正体なんですよ!

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意外な真実でしょう?

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