インスタントラーメン発明記念館~その1~

公開日 : 2011年04月22日
最終更新 :

「大人も子どもも楽しめる」と友人に聞いていたので

以前からずっと行きたいと思っていた

「インスタントラーメン発明記念館」。

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なにを隠そう、私はチキンラーメン大好き♪

カナダに滞在していた時、日本に一時帰国する時は必ず食べたい!と

食べたいものリストに入れていたほど!

チキンラーメン好きをアピールして

CM出演の座を狙っているわけではありません(当たり前だ)

1958年、世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」を発明したのが

日清食品創業者安藤百福さん。

その後、1971年に世界初のカップめん「カップヌードル」も発明。

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この記念館では

チキンラーメンの誕生エピソードや、

カップヌードルの発明のきっかけとなったヒント

インスタントラーメンの発展の歴史などを紹介しています。

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こちら、チキンラーメンを発明した当時の研究小屋を再現したもの。

自宅の裏庭に建て、どの家庭にもあるような身近な道具を使って、

チキンラーメンを発明したのだそうです。

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安藤百福さんは、第二次世界大戦後の混乱期に

食べ物を求めてさまよっている人たちを見て

「食こそが人間が生きていく上で一番大切である」と確信したといいます。

そして、大阪・梅田の闇市のラーメン屋台にできる行列を見て

1杯のラーメンのために、人々はこんなにも努力するものなのか。

それなら、もっと手軽に食べられるラーメンがあればどんなに喜ばれるだろう・・・と

10年間、思い続けたそうです。

そして、この小屋で日夜研究を重ね、

世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」という大きな発明を成し遂げました。

「立派な設備がなくても、知恵と情熱さえあれば大きな発明ができる」

インスタントラーメンの歴史を通じて、

子どもたちに発明や発見の大切さや楽しさを伝えたい。

それが、体験型食育ミュージアム「インスタントラーメン発明記念館」に込められた想いです。

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展示コーナーは、

取っ手を回したり、扉を開けたりと

子どもたちに楽しく学んでもらえるように工夫されています。

もちろん、大人の私も子どもにまじって開けまくり。

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また、百福さん。

「野中の一本杉よりも、森として繁栄するほうがより強い」

と、自社だけが利益を得るのではなく、

インスタントラーメン産業を発展させたいと

さまざまな技術・特許を公開。インスタントラーメンの協会を作り

品質の向上を図りました。

展示コーナーを見ながら「百福さんって、すごい人やな~」と、感心するばかり。

この日も、学生だけでなく、大人の集団やカップル

家族連れなど、たくさんの人が訪れていました。

平日で約1000人、土日祝日になると約3000人。

多いときは5000人もの人が来館するのだとか。

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こちらは「カップヌードル・ドラマシアター」

カップヌードル開発にまつわるエピソードや製造工程を

迫力ある大型映像で紹介しています。

映像の途中から工場の製造場面に変わり、

自分が麺になっちゃった!みたいな気分で楽しめます。

「そんな説明じゃ、意味分からんやん!」という人は、

是非体感してみてくださいね~

楽しみにしていた「マイカップヌードル・ファクトリー」

こちらは、予約なしで世界でひとつだけの

オリジナルのカップヌードルを作ることができます!(1食300円)

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まずはカップに絵を描きます。

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や・やばい・・。

絵ヘタ選手権代表、大阪特派員の力作

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何これ?という声が聞こえてきそうですが、

200%の気合を入れて描きました。

チキンラーメンのキャラクター、ひよこちゃん。

絵のうまいスタッフの方が作成した可愛らしいひよこちゃんの絵が飾られていて

私の絵のユルさが目立つ・・・。

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私の絵はユルきゃらバージョンということで・・・。

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ハンドルを回し、めんをカップに入れます。

スープは4種類(しょうゆ、しお、シーフード、カレー)の中から1つ、

具材は12種類(エビ・タマゴ・ひよこちゃんナルト・キムチなど)の中から

4つ選びます。

味の組み合わせはなんと5460通り!

もあるのだそうです。

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私は隠れシーフード派(隠れる必要はない)

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期間限定特選具材「ハート型かまぼこ」♪も入れてもらいました。

(特選具材は定期的に変わるそうです)

カップにふたをしてシュリンク包装までしっかり

製造工程を体験できます~

持ち帰りできるエアーパッケージに入れることで

少し可愛く見えるようになった気も・・・

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カップには合格祈願のメッセージや

両親への感謝の言葉や好きな人へ素敵な言葉を書いている人も。

私も、もっと気の効いたこと書けばよかった・・・

とちょっと後悔。

写真には写っていませんが、右側に大きく書いた言葉は

「シーフード」

シーフードって・・・。

気を取り直して(汗)

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大人も子どもも、一緒になって楽しみながら

工場と同じ製造工程を体験することができておススメです。

こちら事前予約なしで小さな子どもも参加できることもあり

かなり並ぶこともあるようです。

館内の混雑状況によってはカップの販売を早めに終了するとのことなので

気をつけてくださいね♪

「インスタントラーメン・トンネル」では

日清食品の主な歴代商品のパッケージがずらり。

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世界で初めての食べ物だったので、

どういう食べ物かが分かるようにと、

初代チキンラーメンのパッケージは

中身が見えるようになってたんですね~

まだまだ、言いたいことがあるのに

長くなってきて読みにくいので、シリーズ化(オーバー)!

続きはその2で。

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