金メダル通算100個超え!

公開日 : 2010年02月28日
最終更新 :

金9、銀8、胴6、合計23個!

メダル獲得数は世界第4位という好成績で終わったノルウェー。本音でいうと、もっとメダルが欲しかったのではないでしょうか。メディアの冬季五輪への注目度も毎日非常に高く、各選手は国民からの大きな期待を背負って大会に望んだかと思います。

 今回、ノルウェーは冬季五輪で史上初めて通算獲得金メダル数が100個を超えました!

バンクーバー大会で活躍が特に目立った選手を簡単にご紹介します。

 メディアでも一番注目度が高かったクロスカントリーのPetter Northug(ペッテル・ノールトゥグ)選手。彼は以前からノルウェーのスターですが、個人競技でまた金を獲っておらず、ずっと「なぜ金メダルを獲れないのか」と言われ続けていました。男子40kmリレーで銀、団体スプリントで金を獲得。そして、期待の個人では17日のスプリントクラシカルで胴メダル、大会最終日の50kmクラシカルではとうとう金メダルを獲得しました!「子供の時からの夢が叶った!」とコメントしたノールトゥグ選手。今、ノルウェーでは彼の話題で溢れ返ってていて、その成功を讃えています。

 クロスカントリーのMarit Bjørgen(マリット・ビョルゲン)選手。20kmリレーで金、個人では10kmフリーで胴、スプリントで金、30kmクラシカルで銀、 距離複合で金と合計5個のメダルを獲得。ビョルゲン選手は数年前に引退しかけていたのですが、今回返り咲いたことで、「オリンピック女王」と称されています。

 アルペンスキーのAksel Lund Svindal (アクセルルント・スビンダル)選手。滑降で銀、大回転で胴、スーパー大回転で金を獲得しました。

 今回ノルウェー人が驚いたことは、金メダルが確実視されていたバイアスロンのOle Einar Bjørndalen(オーレアイナル・ビョルンダーレン)選手が男子20kmで銀、代わりにEmil Hegle Svendsen (エミルヘグル・スベンセン)選手(写真左)が金を獲得したことです。今後2人がどのように活躍していくかが楽しみです。

 何が起こるか分からないドラマが待っている冬季五輪。連日メディアでは「OL」の文字が大きく見出しとなっていました。(ノルウェーでは冬季五輪とは言わず、オリンピックの略で「OL=オーエル」と言います。それにしても、今回はノルウェー人の大会への注目度の高さに本当に驚きました。次回の2014年のロシアでのソチオリンピックは、更なるメダル獲得を目指して頑張って欲しいものです。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。