ノルウェー人のおつまみはポテトチップス

公開日 : 2011年06月01日
最終更新 :
siderett2.jpg

ポテトチップス

 確かにどこのお酒の場所でも必ずといっていい程でてきます。ホームパーティーに招かれた際に、ビールやワインなどのアルコールと一緒にポテトチップスを購入して持参することも日常的。人気のメーカーはスールランス・チップス(Sørlandschips)、モール(Maarud)とキムス(Kims)。ポテトチップスの各種CMをご紹介します。

(Foto:Bjørne Hoff、 写真はモールのポテトチップス)

 キムス(Kims)というメーカーの「インゲン・キムス、インゲン・コース!」("Ingen Kims, Ingen kos!" )という歌はノルウェーのテレビでよく耳にします。一度聞くとメロディーが頭から離れません。

 ノルウェーのCMは日本のCMと違い、最後まで見ないとどの商品の宣伝なのか分かりません(「あー、あの商品の宣伝か」と、最後まで引っ張って印象付けるものが多い)。スールランス・チップス(Sørlandschips)のこのCMでは、男性が、獲物であるキツネをおびき寄せるためにスールランス・チップスをエサに使っています。

 1936年と早々にポテトチップスの販売を開始したメーカー、モール社の根強い人気を誇るポテトチップス「ポテートギュル」。ノルウェー語で「ポテトチップス」はというと、ノルウェー人はモールの商品であるポテトチップス、「ポテートギュル」(Potetgull)と答えます。ライバル会社が同じ商品名を使用できないように、モールは「ポテートギュル」という商品名の特許を取得。よって、他メーカーはポテトチップスの商品に「ポテートギュル」と記載できず、「ポテトチップス」や「チップス」と称して販売しています。

 モールのポテトチップス「ポテートギュル」のCMはノルウェー語が分からないと内容が理解しにくいかもしれません。こちらのCMはお店のレジで働く移民の男性が、お客さん(女性)にポテトチップスを売りたくなく(自分が食べたいから)、わざと商品を床に落としたり、違う言語を話したりしています。

 ポテトチップスに対するノルウェー人の愛着は日本人以上かもしれませんね。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。