画家ムンクの『太陽』への道

公開日 : 2011年10月03日
最終更新 :
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 オスロ大学200周年にあたり、9月2日カール・ヨハン通り沿いのオスロ大学法学部の講堂が一般公開された。この講堂はムンクの作品『太陽』などが飾られていることで知られている。

Foto: 阿部智子/ Tomoko Abe

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 1908年の神経衰弱から回復したムンクは、ノルウェーに戻り、新たな生活地で新しい作風にとりかかり始めた。ムンクはすぐにオスロ大学の講堂の作品公募に応募するために制作に取り掛かり、彼の作品は見事選出され1916年に講堂を飾る作品群が完成した。

Foto: 阿部智子/ Tomoko Abe

『太陽』

ムンク独特の筆さばきと色使いにより、太陽の恵みと活力が大胆に表現されている。神経の病と闘ったムンクは、自然崇拝に目覚め、太陽をその象徴として解釈するようになったという。 

ムンク美術館で特別展示「太陽への道」2012年1月8日まで

 現在、ムンク美術館では特別展示「Veien til Aulaen」で『太陽』の習作を公開しており、いつもとはちょっと違うムンクの世界観を体験することができる。

ムンク美術館による「太陽への道」ムーヴィー

※作品解説は『ムンク オスロ ムンク博物館』(2008)参照

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