オスロ大学で開催されたキャリア・ウィーク。
今回の講演テーマは、
「コミュニケーションというキャリアの道」。
人文学者や社会学者を
次々とリクルートしているというコミュニケーション業界。
彼らはいったいどのような仕事をしているのか?
どうして政治家はPRプランナーを雇うのか?
どうしたらコミュニケーション業界に入れるのか?などなど。
今回は、講演時間が1時間45分と限られているにも関わらず、
メディア学科の教授ひとり、異なる3企業からのPRプランナーと、
合計4人が各自15分で自分の仕事の説明をし、
ディスカッション&質問タイムが設けられました。
※PRとは?
「パブリック・リレーションズ(英語:public relations、略称:PR)とは、
個人ないし国家や企業その他の組織体で、
持続的または、長期的な基礎に立って、
自身に対して公的な信頼と理解を獲得しようとする活動のこと」(Wikipediaより)
以下、メモ書き。
・PRコンサルタントとして、色々な仕事をする。例えば・・・
- 企業とメディア間のコンタクトパーソン
- 顧客のリサーチ
- 販売戦略
- ワークショップ、講演などの企画
- マーケティング
そして、
- 危機におけるPR
企業はマスコミを甘く見すぎている
↓
「会社の危機」をできるだけ「メディア危機」にしないようにする
私たちは企業の危機のほとんどを本来はテレビで目にしない。
不良品、経済危機、会社の不祥事など、
「事実を隠す」わけではなく、
よりよいコミュニケーションを通して
今後の対応をしていく
・PR業界で働くには院を出ていなければいけない?
※ノルウェーの学生の多くは院(マスター)まで進んでから就職します
↓
バッチラー(学部)でもマスター(院)でも、どの学歴でも働ける
(「・・・と、自分は思う」と、ぼそっとつぶやくPRプランナー)
ただ、
PRプランナーの40%はジャーナリズムかメディア学、
50%は政治学か社会学を学んだ学生である。
・よりよいPRプランナーになるためには、
政治家やマスコミとのコネが必要になってくるのか?
↓
多少は、事実である。
PRプランナーの仕事は、「人間関係」で成り立つ。
学歴よりも、「人間性」が最も重要。
・First Houseで働く政治・社会担当のPRアドバイザー、Johanna Ellefsen Rostadさんは、
スピーチをする前に就活生にこう一言述べました。
↓
「"PR業界で働くために、学生のうちからこういう趣味を持っておいたほうがいい"、とか
そういうコードを作るのは私は嫌なの!
前に進んでいけば、道は開けるわ!!」
・Johannaさんの会社の顧客のほとんどは、政府機関や政治家
↓
政治のこと(政治用語など)を分かっていないと、この仕事はできない
・政治家によっては、自分のバックにPRプランナーがいることを
公にしたくない人もいる(結構多い)

また、Johannaさんは学生から、
「PRアドバイザーとして働いて、いい点と悪い点をひとつ挙げるとしたら?」と聞かれ、
「"明日来て"と企業に言われたら行かなければいけないので、カレンダーを優先できない」
けれど、
「社会の情勢を内側と外側から見ることができる」と答えていました。
また、最後の質問タイムで、
学生に「ほかに就職生に求める素質は?」という問いに対し、
各講演者からは以下のような答えが。
・書く力と話す力を身につける(得に、「書く力」、国語力)
・ジャーナリズム的経験
・質問力、会話力
↓
数秒という短い時間で、
一瞬でしっかりとした問いを投げかけることができるか?
&答えることができるか?
・やる気
(初対面でやる気のオーラが出ていなければ、目の前の顧客も勢いを失くす)
・バランスある人材ネットワーク
また、最後にこのようなことを学生に問いかけ、求めていました。

講演中に一番強調されていたのは「人とのコミュニケーション力」でした。
ノルウェーのPR業界で働きたい!という日本人はまだいないかもしれませんが、
社会人が学生に求める素質は、
どの業界で働きたい人にとっても共通するものが多いですね。
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