学生は保健センターで担当医を持つと、医療費が一部返却されますetc
担当医は、ノルウェー語で、「ファストレーゲ」(fastlege)。
英語ではGeneral Practioner (GP)。
大学の保健センターのシステムは便利です。例えば、
・花粉アレルギーなどをお持ちですか?
だとしたら、「大学の試験時間を延長する権利」が与えられます。
その書類を出してくれるのは、お医者さん。
・試験前日・当日に具合が悪くなったら、「試験日変更」
「病気のため、当日試験を受けることが不可能」と診断されたら、
お医者さんから診断書をもらえます。
それを学部に提出したら、試験を別の日に受けることができます。
(筆者は、たまに具合が悪いことがあったので、
これで何回か試験日を変更したことがあります)
・ストレスなどの精神的な悩みがあるとき、
大学カウンセラーのシステムが利用可能。
利用するには、まずお医者さんからの診断書が必要
・整った産婦人科システム
女性には女性の身体の悩みが色々あると思います。
(オスロ大学の毎年の留学生のほとんどは女性ですね)
オスロ大学の保健センターには産婦人科の先生や、
日本の学校によくいる「保健の先生」が何人もいます。
皆さん親切なので、色々なことを気軽に相談できます。
・ちなみに、「担当医」がいないと、
診察の予約時に優先されず、待ち時間が長くなる
→診察日が数週間後ということも。
担当医がいて、損することはありません
担当医がいると・・・
・トータルの医療費が年200NOK以上を超えた分は返済されます
・緊急の場合に診察の予約が優先されます
・携帯のSMSで診察の予約ができます
また、
・「この担当医は自分と話があわないな、対応が嫌だな」と思ったら、
簡単に別の担当医に変更することができます。
・オスロ大学の保健センターの受付の方々も、
「この担当医がいいんじゃない?」とお勧めしてくれます。
担当医を申し込むには、以下が必要です
・11桁の国民総背番号(Norwegian personal identification number/norsk personnummer)
・ノルウェー政府ポータルサイト「Altinn」で、「Altinnコード」をもらう
詳しくは「学生のための福利厚生団体」SiOの「ヘルスサービス/Health Services」のサイトを見てみてください(英語)。
※ちなみに、ノルウェーの病院は体調が「風邪」ごときでは診察してくれません。
「風邪は家で寝てれば治る」という考え方なので、薬ももらえません。
日本でいう「病気」レベルで病院は利用しましょう。
ただ、体調不良のために、試験に出席できない、期末レポートに支障をきたしている場合は、
担当医から診察票をもらって、試験日の変更や試験時間を延長することができます。
※筆者はオスロ大学に通っており、他の教育施設でサービスが
同じかどうか分かりかねるため、「オスロ大学で学ぶ学生」向けで書きました。
※SiOや保健システムは毎年多少変更されているため、
ここに書いている以上のこと筆者のほうではお答えできかねます。
オスロ大学の保健センター(病院)の受付、各SiOセンターに
お問い合わせをお願い致します。
・オスロ大学の保健センター(病院)の住所・問い合わせ先などはこちら
・各SiOセンターの住所・問い合わせ先などはこちら
・SiOのページに記載されている、医療サービス・医療費返済に関する詳細はこちら
asakiabumi on 500px
Facebookの個人アカウントでフィード購読をスタートしました。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。