北欧ノルウェーのいまどきウェディングは「農場結婚式」
ノルウェーで発売されている結婚雑誌「Ditt Bryllup」17号から、今時のノルウェー人の結婚式の傾向をみることができました。結婚雑誌「ディット・ブリーループ」は、ノルウェー語で「あなたの結婚式」という意味です。日本の大手結婚雑誌の約五分の一の厚さで、149NOKという高めの金額設定です。
大きく特集されていたのは「農場」での結婚式。ノルウェー語では「Gårdsbryllup」(ゴールス・ブリーループ)といいます。ノルウェーの大自然の山やフィヨルドを背景として、乗馬しているウェディングドレス姿の花嫁を支える花婿の写真などが紹介されています。
ただ、ノルウェーでの農場結婚式で、日本人が驚くのは、洗面所が「野外トイレ」であったりする時だそうです。
民族衣装「ブーナッド」を着て結婚式に参加
ノルウェーの民族衣装ブーナッドを着ているノルウェー人男性の写真。ブーナッドを着る招待客は今でも多く、春先の週末には、ブーナッドを着て街中を歩いている人々も見かけられます。
「プレゼントリスト」から、
花嫁花婿が指定する
プレゼントを用意!
ノルウェーの結婚式で定番のプレゼントリスト。ノルウェー語では「Gaveliste」(ガーべリステ)、Ønskeliste」(オンスケリステ)といいます。ノルウェーでは「ご祝儀」という習慣がなく、むしろ招待客にお金を期待するのは失礼という考え方になります。その代わりに、カップルがキッチン用品など、自分達が欲しい商品をリストにして招待客に渡します。
結婚式用のウェブサイトで(例えば、bryllupsdagen.no)、自分達の限定公開のページなどを作製し、招待客は全員そこでプレゼントリストが閲覧できます。商品は100NOKの安めのもの(食器や雑貨)から、6000NOKという高めのもの(エスプレッソマシンなど)など、さまざまです。
例えば、招待客Aさんがとあるブランドの食器セットを購入したら、そのリストにチェックを入れます。ほかの招待客もリストは見ることができ、「あ、もうこのプレゼントは誰かが購入したのだな」と分かるので、リストに掲載されているほかの商品を購入しなければなりません。こうして、プレゼントがかぶるのを防ぐことができます。
あまりに高価なものは、例えば、親戚や友人が3人でお金をだしあって購入することもできます。合理的なノルウェーの結婚プレゼントリスト、右の写真は結婚雑誌に掲載されていた、雑貨ショップ「Ting」が提案するプレゼントリストの候補です。
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