オスロを旅行する前に知っておいたほうがいいこと
Photo:Asaki Abumi (写真)カール・ヨハン通りと大型観光バス
・夜道は泥酔した状態で、ひとりで歩かない(特に水辺と公園周辺)
夜間の時間帯も明るいオスロの夏ですが、この時期は例年女性への強姦事件が多発します。
とくに酔っ払っている状態で、王宮公園や、グリーネルロッカ地区のアーケル川周辺など、
水辺や公園周辺は夜間はひとりで歩かないようにしましょう。
・ホテルや電車内で&カメラで撮影中に、荷物から手を離さない
ホテルでの朝食時にブッフェで食べ物を取りにちょっと席を離れるときや、
フィヨルド観光中に写真を撮ろうとする時に、無意識で荷物から目が離れてしまうことがあります。
ホテル内などで誰かがお金などを落として、一緒に拾っている間に、
カバンがなくなっていたということも。
荷物からは、目も手も離さないようにしましょう。
・可愛い格好で、ガイドブックを片手に、周囲を見回しながら歩いていると、目立ちます。
カバンはチャックの開け閉めができるものを使用しましょう
ノルウェーはファッションや化粧など、外見の美にこだわる国ではないので、
かわいいミュールやスカートの格好で、
日本のガイドブックを持っていると、意外と目立ってしまいます。
カジュアルな格好での旅行をおすすめします。
地図やガイドブックは常に手にもって歩かず、カフェで確認したり、
必要でないときはカバンの中にしまいましょう。
カバンはチャックの開け閉めができるものを使用しましょう。
・やけに親しく話しかけてくる人には注意
ノルウェー人はシャイな国民性なので、
知らない人にはあまり自ら話しかけてくることはありません。
オスロの地下鉄ナショナルテアートレ(Nationaltheatret)駅やカール・ヨハン通り周辺などで、
「カラテ!」とカタコトの日本語で話しかけてくる人がいても無視しましょう。
個人旅行をしている日本人男性がナショナルテアートレ駅周辺では狙われやすいそうです。
・オスロ中央駅周辺の薬物依存症の人々
オスロ中央駅(Oslo S)や交通案内所のトラフィカンテン(Trafikanten)周辺には
多くの薬物依存症者がたむろっています。
彼らが積極的に話しかけてくることはあまりなく、警察官も頻繁に見回りをしていますが、
理由なしに近づかないようにしましょう。
・観光スポット各地にいる物乞いについて
夏にはたくさんの物乞いの人たちが、空き缶や紙パックを持って、
お金を恵んでくれるように頼んできます。
物乞いの人たちは、電車の中で急に歌い始めたり、
お店の出入り口周辺やカール・ヨハン通りなどで旅行者にも話しかけてきますが、
無視するか、首を横にふるなどして、あえて会話はしないようしましょう。
また、物乞いの人たちは使用済みのペットボトルや空き缶を欲しがることがよくあります。
これは後でスーパーなどでお金として換金できるためです。
ヴィーゲラン(フログネル)公園では、地元のノルウェー人が日光浴やバーベキュー中に、
自分たちでわざわざ捨てることを避けるためにペットボトルなどをよくあげています。
飲み終わったペットボトルが必要でないならば、あげても問題はありません。
・タクシーは固定料金システムを採用している会社を利用しましょう
空港からオスロ市内にタクシーで向かうときは、固定料金制度を採用している
「オスロ・タクシー/Oslo Taxi」会社を利用しましょう。
ほかのタクシー会社は固定料金制度を採用していないため、
オスロ・タクシー会社の3~4倍以上の金額を請求してくることがあります。
いくつものタクシー会社があって、どれにしていいかわからないという時も、
コミュニケーションが大変かもしれませんが、「ここまで、いくらかかりますか」と、
事前に数人の運転手に料金を確認しましょう。
夏は「旅行者はなにもわかっていないから」と、数千クローネを請求してくる運転手が、
残念ながら実は多いのです。
・無賃乗車はしないようにしましょう
各交通機関では、乗車前後の機械などによるチケットの点検というものが
ほとんどおこなわれていません。
「あれ、チケットなしでも乗れるんだ!」という感覚でバスや地下鉄を利用すると、
突然「コントローラー」と呼ばれる抜き打ちの無賃乗車の検査官が
数人の団体で乗り込んできたりすることがあるので気をつけましょう。
抜き打ちの検査官は、制服ではない私服でいることもあります。
また、多くの人が利用するオスロの地下鉄のJernbanetorget、Stortinget、
Nationaltheatret、Majorstuen駅などでは、
駅構内で大規模の抜き打ち検査をしていることもあります。
※7月お題"旅行する前に知っておいた方が良いこと
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