パンのトースターが原因で150人のノルウェー人大学生の試験が台無しに!
なぜ再試験になったかというと、火災報知機がなる前に試験はすでに始まっており、避難中に学生が会場屋外で試験問題について話すことができたから(つまりカンニングできたかもしれない)。でもそれより、トースターごときで1週間以上も夏休みを延長された学生の怒りはただごとではなかったことでしょう。
ノルウェー国営放送局の報道のタイトルは、「150人の大学生の試験が台無しに。私はトースターにこれほどまでの怒りを覚えたことはない」でした。
数日後の29日、私は自宅で「自宅試験」という数日間にわたるレポートを書いていたところ、建物で同じく火災報知機が鳴り、避難を余儀なくなくされました。偶然とはいえ、驚きです。
ちなみに、ノルウェーは火災報知機が頻繫に鳴る国。しかも、ほとんどが誤報。冬はキャンドルを使用している家庭が多いのでキャンドルが原因ということもありますが、夏は「オーブンにピザを入れたままにしていた」ということが多め。ちなみに、ホテルやショッピングセンターでも鳴ったことがあります。とりあえず、シャワーを浴びている間や大事な試験の最中だけは、火災報知機は鳴らないでほしいものです。
(写真はオスロ大学キャンパス内。今は期末試験に臨む学生で一杯です)
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