北欧ノルウェーのおしゃれなカルチャー雑誌FANFARE 日本語版が初リリース!

公開日 : 2015年02月26日
最終更新 :
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「北欧では今なにが起こっているの?」

「現地の雑誌が読んでみたい(可能なら日本語で)」

「ノルウェーの最新カルチャー情報が知りたい」

そんな方に朗報です!

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 ノルウェーのカルチャー雑誌『ファンファーレ』(Fanfare)の日本語版がリリースされることとなりました。2月25日、オスロにある日本人職人が経営する寿司屋「満寿司」で、リリースパーティーが開催されました。

 『ファンファーレ』は文学、映画、シアターなど、ノルウェーのカルチャー情報を集めた文化雑誌。市民の気質やライフスタイルにも触れているため、ノルウェー人という国民性を知るための情報も詰まっています。

 2人のノルウェー人女性編集者が中心となって、第一号は2013年3月に発売。その後、1年に2回のペースで販売されました。

 読者は20~50代の男女と幅広いですが、特に20~30代の読者層の心を掴んでいるようです。

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リリースパーティーでは日本食がふるまわれ、オスロ在住のノルウェー人や日本人が大勢集まった

 「田舎の文化」、「政治」、「ブルシット」(ふざけたこと)など、毎号には特集テーマがあり、最新号は「インターナショナル」。そのため、今回はノルウェー語版だけではなく、英語版と日本語版が両方同時に初めてリリースされることに。世界各地で使われている英語が翻訳言語として選ばれたのは理解できますが、なぜ日本語版だったのでしょうか?

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 「私たちのターゲットグループはどこかしら?と考えた時に、すぐに日本が頭に浮かんだの。日本の読者の皆さんなら、楽しんで読んでくれるだろう、そう直感したのよ」と話すのは、笑顔が素敵な編集者のシンネ・オーヴェルラン・クヌーツェンさんです。

日本語の翻訳に携わったのは、ボランティアの11人

 日本語に翻訳するにあたって、日本語がわからない編集者たちに代わって動いたのが、ノルウェー人と日本人を含む、日本語が堪能な11人のボランティアだったそうです。

 「面白い共同作業だったから、次号でも日本語版が出せれば」と、目をキラキラ輝かせるクヌーツェンさん。

写真はリーダーであり編集者であるシンネ・カシン・レーススタングさん(左)とアマリエ・カシン・レーススタングさん。

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日本語版は東京にあるカフェ「フグレン」で発売予定

 ノルウェー語版はノルウェー各地のコンビニ「Narvesen」や「文学の家」(Litteraturhuset)などで購入可能(99ノルウェークローネ)。英語版はニューヨークで、日本語版は東京で発売されます。フグレントウキョウでの発売予定日は3月19日。同日19時からリリースパーティーが開催予定、価格は2,200円(税込み)。ノルウェーのお菓子やアクアビットパンチを提供予定だそうです。

 ノルウェーで日本語版を購入したい方は、ファンファーレにメールで問い合わせると、郵送などの方法で販売してもらえます。

問い合わせ先:post@fanfaremag.no

Text & Photo: Asaki Abumi

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