オスロの街で巨大なコーヒーカップが倒れている。なぜ?
多くの人が行き交うオスロ中心地を歩いていると、視界にドカンと入ってきたのが、巨大なコーヒーの紙カップ! ノルウェー語で「コーヒー」(KAFFE)と書かれている文字が目立ったので、コーヒーの宣伝かと思ったが、なにか変。紙カップは横に倒れている。
「風で倒れたのか!?」と本気で思って近づいてみたところ、わざわざコーヒーの液体が道路にこぼれている演出までされていたので、違うようだ。
「なにかの芸術プロモーションか!?」と、思ったのだが、紙コップの裏に理由が書かれていた。
毎年、オスロの通りでは、711トンものゴミがポイ捨てられています。毎月59トン、毎日2トンのゴミが捨てられているということです。
ゴミは、ゴミ箱に捨てましょう。みんなで行動すれば、大きな変化を起こせることを、証明しようではありませんか」
これは、「ルスケン」という、街をきれいにしようという団体によるポイ捨て防止キャンペーン。コーヒー先進国として知られるノルウェーでは、コーヒーは国民のお気に入りの飲み物。大きな紙コップは、道行く人の目に嫌でも目に留まり、「なんだろう?」と人が集まっていた。
紙コップは、オスロ中心地にあるNationaltheatret駅前の噴水の隣で倒れている。
Photo&Text: Asaki Abumi
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