オスロで新しいグランド・カフェがオープン！ノーベル平和賞受賞者が泊まる豪華ホテルの１階で

公開日 : 2016年11月08日

最終更新 : 2016年11月08日

オスロで最も有名なカフェ、日本のガイドブックなどでも必ず紹介されているカフェといえば、「グランド・カフェ」。

大通りカール・ヨハン通り沿いのグランド・ホテルの１階にあります。ノーベル平和賞受賞者が毎年宿泊するホテルとしても知られており、グランド・カフェでは『叫び』の画家エドヴァルド・ムンクや劇作家ヘンリック・イプセンが常連客でした。まさに１８７４年にオープンして以来ずっと、ノルウェーの歴史が詰まった老舗レストラン・カフェだったのです。

しかし、２０１５年８月に、市民に愛され続けてきたグランド・カフェは経営難で閉店。

その後、新しいオーナーに買い取られ、大規模な改装がはじまりました。２０１６年１０月２０日、新しく生まれ変わったグランド・カフェがオープン！店名は同じですが、お店のメニューやデザインは新しくなっています。

以前からそうですが、グランド・カフェはドアを押して入った瞬間、その豪華さゆえに、「入りにくい」もしくは、「お茶だけでもいいのかな?ごはんを注文しないといけないかな」と思わせる雰囲気があります。「コーヒー一杯の注文でも大丈夫ですよ」と話すのは店長のテンノエさん。新しい店内では、真ん中部分がカフェ空間となっており、その周囲のテーブルはランチやディナーを注文するレストラン空間となっています。

地元の年配の方々の憩いの場所ともなっており、まだオープンして間もない今の時期は混雑しています。ご飯を食べるときなどは、予約をしておくことをおすすめいたします。

以前のグランド・カフェと違う点は、新北欧料理風のメニュー、料理人が調理している様子が館内で見られること、そして地下にあるワインバーです。1500種類のワインがあり、お酒好きにはおすすめ。夜はこちらでまったりするのもよさそうです。