舞台からジャンプ!観客と一体化するノルウェーのバンド Honningbarna
北欧音楽のショーケースby:Larmが週末に開催され、ノルウェーを中心に、スウェーデンやデンマークなど、数々の北欧のアーティストがオスロの街で曲を披露しました。今回は20周年とあり、全体的にクオリティが高く、驚きました。印象に残ったグループのひとつが、「ホンニングバルナ」(Honnigbarna)。なんと、舞台の上から出演者がぴょんぴょん落下してくる、観客とまさに一体となった舞台演出が見ものです。
南部の町クリスチャンサン出身のホンニングバルナは、2010年にデビューしたパンプ・ロックバンド。2011年にアルバム『La Alarmane Gå』で、ノルウェーのグラミー賞にあたるSpellemann(スペッレマン)賞ロック部門を受賞しました。欧州や北欧各地でも頻繁にライブをしています。
by:Larm中にライブが開催されたのは、オスロのグリーネルロッカ地区にあるクラブ「ブロー」(Blå)。市内でも特に人気のある場所で、オスロの観光中に、夜お酒を飲んで、音楽を楽しみ、地元の人々がいる場所に行きたい時に良いスポットです(住所:Brenneriveien 9c)。以前、別記事で美大生によるオスロの街のストリートアートが見られる場所としても紹介しました。
私はフォトグラファーとして取材していたので、他のカメラマンと一緒に最前列にいたのですが、開始直前に警備員が来て一言。「ここにいると、人がジャンプしてくるよ。カメラが壊れないようにね」。
まさかそこまでひどくないだろうと思っていたら、最初から最後まで、何度も出演者がダイブしてくるので驚きました。観客のほとんどは、ビールを飲み、ほろ酔い気分なので、お酒も飛び散ります。「これはつぶされる」と思い、チビの私は舞台の横にすぐ避難。
会場からは、関係者なのか、観客なのか、次々と知らない人たちが舞台に上がり、のりのりで音楽を楽しんでいました。今までフェスで多くの現地アーティストを見てきましたが、ホンニングバルナのような、全く異なる舞台演出は初めて。会場にいる人々も楽しそうでした。
公式HPをみてみると、オスロでの次回のコンサートは6月24日のようです。物価が高いノルウェーですが、音楽コンサートのチケットはなぜかそこまで高くないので、音楽を聴いて楽しむ夜もおすすめです。
Yahoo!JAPAN NEWS「北欧音楽が世界へと発信される。オスロ発、冬の祭典by:Larm」
Photo&Text: Asaki Abumi
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。