ムンク美術館の新展覧会「森に向かって」が5/6より開催、人気作家とのコラボで注目度大

公開日 : 2017年05月05日
最終更新 :
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5月6日~10月8日、ムンク美術館で展覧会「Towards the Forest - Knausgaard on Munch」が開催されます。 

キュレーターはノルウェーの作家カール・オーヴェ・クナウスゴール氏。『わが闘争』シリーズが欧米でベストセラーとなっている有名人のため、現地ではすでにオープニング前から大きな注目を集めています。

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開催中はトークショーなど様々な催し物が行われます。詳細は公式HPのカレンダーで確認可能(英語もありますが、ノルウェー語ページには詳細が掲載されています)。 

6日13:00~14:00には、キュレーターである2名、クナウスゴール氏とカーリ・J・ブラントセイグ氏による「キュレーター・トーク」が開催予定。多くの人が駆け付けることが予想されるため、気になる方は早めの来場をおすすめします。 

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展示されている143作品にはムンクが手掛けた彫刻も含まれています。 

絵画の多くは、これまで数回しか展示されてこなかったものや、世界初公開作品となるものばかり。『叫び』や『マドンナ』などの代表作品はあえて全て外されています。『叫び』を鑑賞したい場合は、中心地にある国立美術館で見ることが可能です。

また、今回の展示を記念して、クナウスゴール氏がムンクについて執筆した新作『Så mye lengsel på så liten flate』も話題となっています(美術館ショップや本屋で発売予定/ノルウェー語)。展覧会と新作の両方は、現地メディアの批評家より高い評価を受けています。人気作家が開く「新しいムンクの世界」を、ムンクファンはこの夏おおいに楽しむこととなりそうです。

入場料:大人1人100ノルウェークローネ

営業時間:10:00~17:00

開催中の休館日:5月17日

住所:Tøyengata 53

最寄り駅:バス20番「Munchmuseet」駅、地下鉄全線「Tøyen」駅

Text:Asaki Abumi, Photo: Ove Kvavik/Munchmuseet、写真はムンク美術館より許可を得て掲載

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