キャラメルのような色と甘味のブラウンチーズ/ 北欧・ノルウェーを代表する食材

公開日 : 2017年07月01日
最終更新 :
筆者 : る。
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ノルウェーを代表する食べ物と言えば、ブラウンチーズ。

パンにのせて、あるいは上記写真のように、北欧では日常的に食べられている薄いクラッカーのようなクネッケブロー(クリスプ・ブレッド)にのせていただくのが一般的。

日々の朝食やランチ等に食べられていて、ノルウェーの食生活に欠かせない食材です。

乳清(ホエー)を主原料とし、牛のミルクかヤギのミルク、あるいは両方をブレンドして作られています。

クリーム(生クリーム)も加えられています。

上記は牛のミルクで作られ、ヤギのミルクは含まれていない、明るめの色でマイルドな味のブラウンチーズです。

ブラウンチーズはキャラメル色が特徴的。

その見た目のように、チーズなのに甘味のある味で、どことなくキャラメルの味も感じられます。

これは、水分を蒸発させ時間をかけて煮詰めることで、熱が乳糖をキャラメル化させる為。

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ブラウンチーズはある程度の硬さのあるセミハードチーズです。

250gや500g等のブロックで売っているタイプと、上記写真のように、既にスライスされて売られているタイプがあります。

スライスされているタイプのものは、一枚毎に透明シートが敷かれているので、チーズ同士がくっつく心配も無し。

忙しい時に手間を省くことが出来ることが利点です。

ブロックのタイプを購入して、チーズスライサーでスライスしながら北欧気分に浸るのも良いですよね。

チーズなのに甘いなんて、と敬遠なさる方も多いですが、食べ慣れるとこの独特な味の虜になります。

私自身も初めて食べた時は口に合わなかったのですが、何度か食べているうちに美味しいと感じるようになりました。

今ではブラウンチーズの味を思い浮かべるだけで、すぐにでも食べたくなる程に。

パンやクネッケブローと共に食事として食べられる他に、ワッフル等にのせて食べられスイーツとしても親しまれています。

ブラウンチーズはノルウェーの食文化の重要な一部を担っています。

ノルウェーを訪れる機会がありましたら是非、ご賞味下さい。

一般のスーパーマーケットで購入出来ますので、小腹が空いたらパンかクネッケブローにのせて(これらもスーパーマーケットで購入出来ます)お試しになってみてはいかがでしょうか。

* All photos credit to the author.

筆者

ノルウェー特派員

る。

2015年よりノルウェーのオスロで生活。北欧の食やカフェ巡り、美術やアート・デザイン、雑貨に興味津々。

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