歴史あふれる町ナチビダージ
パルマスから約200kmのところにナチビダージ(生誕)と呼ばれる町があります。16世紀から18世紀はポルトガル人がブラジルを植民地としていましたが、18世紀に金を求めてポルトガル人がこのナチビダージまでやって来たようです。その時はアフリカからの奴隷もこの町にたくさんいました。トカンチンスで一番古い町で200年以上前の家や教会などを見ることができます。
カトリック教会が多く存在しますが、観光スポットとして有名な教会は奴隷が石で建てた教会です。完成させることはできませんでしたが、歴史を感じることができます。
また、8月のボンフィン祭りというものが有名です。カトリックの宗教行事の一つで色々な地域からカトリック信者が集い、巡礼をします。
町から7km離れたところには滝もあります。
ナチビダージで有名な食べ物が「アモーペルフェイト(完璧な愛)」というビスケットです。ココナッツ風味でどこか懐かしい甘みのあるお菓子です。形が独特で牛のおっぱいのようで親の愛を表現しているらしく「アモーペルフェイト(完璧な愛)」という名前が付けられました。このお菓子はこのナチビダージにしかなかったのですが、人気で最近はパルマス市内でも販売されています。しかし、ブラジル全土にはまだ広がっていないようですので、是非、ご賞味ください。
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