ブラジルの郵便事情

公開日 : 2014年11月17日
最終更新 :

今回はブラジルの郵便事情について書きたいと思います。

パルマス市の郵便配達員は不在届けを郵便入れに入れません。郵便局に不在届けは存在しないのかを聞きに行くと「規則では入れないといけないのですが」とだけ言われます。でも、一度も不在届けが入っていたことはありません。日本から郵送されたらインターネットで荷物の所在を確認しなければ紛失してしまいます。そのため、おそらくサプライズプレゼントは届かないでしょう。

また、一度、荷物が壊れて届いたことがあります。家の門を開けると地面に荷物がポツンと落ちていました。郵便配達員が投げ入れて壊れてしまったのは明らか。

また、日本からの重要書類が消えたこともあります。航空便で送ってもらったのに待てども届かず。ネットで確認してもサンパウロで止まったまま。結局新たに再送してもらいました。そして、なぜか最初に送ってもらった書類が半年後に届きました。

郵便局に苦情を言いにいってもここの責任じゃないとか、クレームはサイトでお願いしますと相手にはされず逆ギレされてしまいます。サイトに苦情を書いても返事はとてつもなく遅く、電話をしてもすべてサイトでお願いしますと言われ、何の解決にもなりません。

また、海外からの荷物には税金がかかってしまうのですが、最近、厳しくなったようで、なかなか荷物が届きません。税金は商品代の60%。一応50ドル以下(100ドルだったかな!?)は税金がかからないと言われていますが、違います。最近わたしが抱えていた郵便局との問題は税金です。50ドル以下の商品なのに莫大な税金を掛けられました。不当だと苦情を言うため所定の書類を書き、メールも送り、証拠写真も送ったけれど何の連絡もありません。郵便局にどうなっているか聞きに行っても税関の返事待ちだから15日~30日かかると言われました。2ヶ月待ちました。結局、税金はかからずに済み、また、郵便局の保管料も一切取られませんでした!

ここパルマスの郵便事情は問題が山積みです。日本からの荷物が届くのは楽しみですが、郵便局を介すと思うと憂鬱になります。日本から荷物を送る際はトラブルが起こる可能性が高いということを念頭においておいたほうがいいでしょう。

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