手紙が届かない!? フランスで郵便を使う時に気をつけるべきこと

公開日 : 2013年11月30日
最終更新 :
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フランスの郵便会社「ラ・ポスト」のイメージカラーは黄色。そのため街中に設置されているポストも黄色です。パリのポストの場合、主に「パリ市内および近郊(イル・ド・フランス地域)」と「その他の国内と国外」に投函口が分かれています。

郵便番号は5桁でパリ市内の場合、頭2桁が「75」で始まります。続いて区の番号(例えば5区だと「75005」、13区だと「75013」)になります。

フランスの郵便は投函してからが少し問題......日本のイメージだと郵便物は確実に送り先に着きますが、フランスはそういかない場合も多いです。

内容物が普通の手紙だと大抵は着きますが、例えばお金をだったり高価なものを送ったら、書留など相応の対応で送ったのに途中で盗まれたということをたまに耳にします。

配送ミスもしばしば起こります。私自身の経験では、チケットを郵送で手配したら、住所は合っているのにまったく違う住所と宛名の人に配送されました。運良く受け取った人が良心的な人だったので、再び投函してくれて無事私の手元まで届きましたが、もしその人がそのままにしていたら受け取れませんでした。

小包なども、家にいるにもかかわらず、配達員が不在票を置いて帰ることがあります。発送されたにもかかわらずいつまで経っても届かないので、おかしいなと思い調べたら、不在として発送元に送り返されていたなんてことも起こります。

このようなことが時々あるので、フランスで郵便を使う場合は、本当に大切な書類は少なくとも書留にしましょう。また手紙が相手に着くまで決して気を抜かないことも大切です。そして色々な話や自分の体験が重なると、いっそのこと近場なら自分が届けた方が早くて確実だと思い始めてくるのです......。

(11月お題"郵便ポスト")

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筆者

フランス特派員

守隨 亨延

パリ在住ジャーナリスト(フランス外務省発行記者証所持)。渡航経験は欧州を中心に約60カ国800都市です。

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