なんだかんだで休んでばかりいるフランス

公開日 : 2014年01月16日
最終更新 :
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フランスは日本と比べて祝日の数は少ないです。元旦、復活祭翌日の月曜、メーデー、第二次大戦勝戦記念日、キリスト昇天祭、聖霊降臨祭翌日の月曜、革命記念日、諸聖人の祝日、第一次大戦休戦記念日、クリスマスを合わせて11日だけ。それにも関わらず、フランス人は休んでばかりいるイメージがあります。なぜでしょうか。

学校の場合、日本と同じような夏休みや冬休みの他に、10月後半にある諸聖人の日の前、2月中盤以降のスキー休み、4月半ばから5月初旬のイースター前後と、それぞれ2週間のバカンスが設けられます。それらを合わせると、大体1ヶ月半で次のバカンスがやってきます。

それらバカンスは全国一律ではなく、2月のスキー休みとイースター休暇は、国を3つに分けたゾーンにより、バカンスとなる日が(一部で重なりますが)ずらされます。

勤め人の場合は、基本的に年間5週間の有給があります。消化率は100%で日本のように、取りづらい雰囲気はありません。カードルと呼ばれる管理職だと例外はありますが、基本的には労働時間も週35時間に定められています。

(1月お題"2014年 祝祭日")

筆者

フランス特派員

守隨 亨延

パリ在住ジャーナリスト(フランス外務省発行記者証所持)。渡航経験は欧州を中心に約60カ国800都市です。

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