今年はどこ行く? 無料で非公開スポットに行ける文化財解放の日

公開日 : 2014年09月12日
最終更新 :
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今年も9月第3土・日曜は欧州文化遺産の日 (Les Journées Européennes du Patrimoine)です。今年は9月20日と21日。この2日間は、歴史的建造物が無料で一般公開されます。公開スポットには大統領府、首相官邸など普段は関係者以外入れない建物も多く、それらを訪れる絶好の機会です!

公式サイトでは目的別に検索できるので、まずは調べてみましょう。例えばパリを中心としたイル・ド・フランス地方で検索すると1670件も出てきます。

私は昨年、首相官邸(マティニョン館)、元老院(上院)、国防省、仏学士院、ソルボンヌ・リシュリュー礼拝堂に行きました。大統領府(エリゼ宮)や首相官邸などは人気の場所なので、開館前の朝早くから長蛇の列ができます。昨年の首相官邸前はこんな感じでした。

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元老院や国民議会(下院)も人気です。これは元老院の写真。壮麗ですね! 

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一方で国防省は案外穴場で、すんなり入れました。かつての装備なども展示されています。ちなみにオルセー美術館の近くにあります。

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ソルボンヌ大学(パリ第4大学)も、同大学の学生でなければ中へ入れません。しかもリシュリュー礼拝堂は通常閉ざされているので、学生でも堂内へ入れる機会は少ないです。

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今年もどこに行こうか地図とにらめっこしながら計画中です。この時期にパリを訪れる人は、ぜひ1年に1度の機会を楽しんでみてください! 

【今の服装】

日中気温が上がる日もありますが、全体として肌寒く秋はすぐそこです。カーディガンなど上に1枚羽織るものがあると重宝します。

筆者

フランス特派員

守隨 亨延

パリ在住ジャーナリスト(フランス外務省発行記者証所持)。渡航経験は欧州を中心に約60カ国800都市です。

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