カンヌ映画祭開催中! 今年は日本映画が目白押し

公開日 : 2015年05月18日
最終更新 :
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5月13日から24日まで第68回カンヌ映画祭が開かれています。カンヌは、一般参加可能なベルリンやベネチアの映画祭と異なり、完全に映画関係者を対象にした映画祭。そして今年はいつも以上に日本映画の出品が多いです! 仕事で行く機会があったので、会場内を少し紹介したいと思います。

今年のイメージを飾るのは女優イングリッド・バーグマン。生誕100周年であると同時に、「ある視点」部門で娘のイザベル・ロッセリーニが審査員を務めています。

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その「ある視点」部門には河瀬直美監督『あん』、黒沢清監督『岸辺の旅』と日本映画が2本出品されています。また映画祭の花形、コンペティション部門には是枝裕和監督『海街diary』、監督週間には三池崇史監督『極道大戦争』が選ばれています。

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出演者の中でも樹木希林さんは、『あん』と『海街diary』の両作品に出演する売れっ子。希林さん自身も今回が初めてのカンヌ入りです。

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映画祭の会場となるパレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレ内にはいくつかスクリーンが設けられており、そこで各部門の作品が、映画祭期間内に数度上映されます。盛装をした招待客は、カンヌ代名詞とも言えるレッドカーペットを通り、上映会場へ入ります。映画祭のハイライトの1つですね! 

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会場内はスクリーンの他に、プレスルームや記者会見場、配給会社などのブースが並ぶスペースがあります。会場外の特設スペースには、自国をアピールするための各国パビリオンが立ち並んでいます。夜にはボートでパーティーも行われたりと、セレブな雰囲気を至るところに感じられます。

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カンヌの街自体も、昼夜問わず活気に溢れています。この空気感は、関係者に限らず、一度味わってみても面白いと思います。

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筆者

フランス特派員

守隨 亨延

パリ在住ジャーナリスト(フランス外務省発行記者証所持)。渡航経験は欧州を中心に約60カ国800都市です。

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