アフリカ行きには必須! パリで予防接種を受けられる場所

公開日 : 2016年12月07日
最終更新 :
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海外では黄熱病など入国時に予防接種が必要とされる国がいくつかあります。日本で打ち忘れていたけど急遽、行く予定になった! 世界一周していて今度アフリカ入りするためパリで打てるところ探している! そんな人もいるかもしれません。パリではどこで予防接種を受けられるのでしょうか。

じつは場所はパリ市内10区、レピュブリック(共和国)広場から徒歩5分ほど、サンマルタン運河沿いの場所に、エールフランスの予防接種センターがあります。ここでは黄熱病など熱帯特有の病気の他に、腸チフス、A型肝炎、B型肝炎、ポリオ、ジフテリア、破傷風、百日咳、日本脳炎、髄膜炎、インフルエンザ、コレラなど、各種予防接種を受けられます。また海外からフランスに戻り体調が悪くなった際に、相談もできます。

予約なしでも注射を受けられますが、夏季など多くの人が海外旅行をする時期は混み合うため、予定が分かっているようであれば予約をおすすめします。予約はホームページからできます。

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受診の仕方は簡単。センターの入口に番号札を発行する機械があるため、「予約あり」「予約なし」を選んで発券します。予約した人は、その際に予約時に入力した電話番号を入れます。

その後、受付で今回来院した目的を伝え、自分の番号が呼ばれるのを待ちます。自分の番になったら部屋に入り、専門医と面談して注射を受けます。予防接種の種類が決まっていれば、それを伝え、もしどのような予防接種が必要か分からない場合は、例えば旅行用なら「いつ、どの地域に、どれくらいの期間で行くか」を伝え、それに合う注射をしてもらいます。

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その後、受付で支払い(クレジットカード可)を済まして終了です。体調に気をつけて素敵な旅行にしてください。

【データ】

Centre de vaccinations internationales Air France

(エール・フランス予防接種センター)

住所:38 Quai de Jemmapes 75010 Paris

営業時間:8時45分〜18時(木曜は〜20時、土曜は〜16時)

定休日:日曜

最寄り駅:地下鉄3・5・8・9・11号線République、11号線Goncourt

筆者

フランス特派員

守隨 亨延

パリ在住ジャーナリスト(フランス外務省発行記者証所持)。渡航経験は欧州を中心に約60カ国800都市です。

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