目指すは山頂のピラミッド!赤い屋根の村、眺めは抜群【ストブ】
世界遺産リラの僧院の帰り道、ふもとのリラ村から南西へ向かって一つ目の村ストブ(Стоб)にはストブのピラミッド(стобски пирамиди)があるというので、幹線道路を離れストブ村を横断し、ピラミッドのある方角の東に進んで行きました。
歴史のありそうな古い町です。ふもとの村からはピラミッドらしきものは何も見えず、普通の山の斜面があるようにに見えます。
聖プロコピイ教会(храм "Св. Прокопий")のそばにピラミッドに訪れる観光客用の駐車場がありました。ここには簡易トイレのECO・TOI(エコ・トイ)があるので用が足せます。まったく臭いません。
駐車場からピラミッドがあるという頂上目指して、途中馬糞や犬の糞を避けながら坂道を歩いて行きます。
風に乗って遠くの方から鐘の音がカラカラと聞こえたので、辺りを探すと、村とは反対の方角に羊の牧場がありました。私たちはかなり急な坂を上ってきたので羊たちの群れはだいぶ低い位置にあります。
坂の途中には大きな十字架が立ち、ここにもかつて聖プロコピイ教会があったことを示す、記念碑と教会の小型模型が置かれていました。このあたりは少し坂の角度が緩やかになっています。しかし教会があったとは思えないほど面積は広くないので、遠くから見てもだいぶ迫力があったのではないかと思います。
少し進むだけで坂は続いているので、十字架もどんどん下のほうへ下がって行きました。休憩用に置かれたベンチで小休憩をしたり構わず歩いていくと、遂に山の頂上にストブのピラミッドが現れました!次回の記事へ
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