お肉が食べたい、肉の旨みを堪能・独特ハンバーグと回転ドネル・ケバブ
からあげに近い食べ物はまだ食べたことがありませんが、鶏肉なら頭を切り落とした状態で、手足が付いたまま丸ごと金属の棒に刺さって、回転して焼かれています。
鶏肉はスーパーでもこのような丸ごと足が付いた生肉が売られていて、チキンスープにするとき、うまく筋や骨を除かないと少しスープに骨が入り込むこともあります。このチキンスープのレシピはよく煮立ったら最後に、ヨーグルトと卵を混ぜたものをスプーンで少しづつ加えるので、ほんのり黄色の白いまろやかなスープが出来上がります。
ヴァルナ(Варна)のチャタルジャ市場(пазар чаталджа)にも道路沿いに食べ物屋が並んでいてジューシーで香ばしい香りが漂ってきます。店先に描かれているのは、ブルガリアのハンバーグであるキュフテ(кюфте)と長細いソーセージ形のケバプチェ(кебапче)です。
左がケバプチェ、右がキュフテです。
このキュフテやケバプチェは日本のハンバーグとは味が異なり、辛くはありませんが独特の香辛料のような風味で、日本では味わったことがありません。スーパーに売っているひき肉も粒が大きくて、炒めるとごろごろしたひき肉の粒に弾力が加わった感じがします。そしてスパイスのクミンを使用することがありますが、日本でも何人かブルガリア出身の方がスーパーでクミンを買い求めていました。
カウフランドグリルと書いてあるようにこの大型スーパーカウフランド(Kaufland)の前もいつも
キュフテやケバプチェの肉のジューシーな香りが漂ってきます。プレヴェンのアパート前の小さなスーパー前でも、これらの焼いたケバプチェが売られていてたまに買いに行きますが、本数を言うと半透明の小さいポリ袋に直接入れてもらえます。
ドネル・ケバブ(дюнер кебаб)ならポテトもきゅうりやトマトもキャベツも入って、厚手の皮に包まれて満腹になりこれで十分満足になります。お昼時は行列ができていることもあります。
小 2.50レヴァ(約173円)、中 3.00レヴァ(約207円)、大 4.00レヴァ(約277円)で、私はいつも一番小さいケバブを注文しています。
肉を削っているのを見るのも楽しいです。たくさん肉や野菜の詰まれドレッシングのかかったボリューム大のケバブは落とさないように慎重に食べて、包み紙を一緒に食べないように少しづつめくりながら上手に食べて、結果すごくおいしいです。
チャタルジャ市場(пазар чаталджа)
(9月お題"から揚げ")
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