ブラジルに来たら絶対食べたいシュラスコ(シュハスコ)!

公開日 : 2014年03月18日
最終更新 :

ブラジル料理として最初に思い浮かぶのは、シュラスコ(Churrasco)でしょうか?日本にも専門店がありますが、ブラジルではシュハスコと発音されます。もともとは、前回ご紹介したブラジルのカウボーイが振る舞った肉の焼き方でしたが、次第にレストランでも提供されるようになっていったそうです。

シュハスコを提供するレストランは、シュハスカリア(churrascaria)といいますが、その厨房をちょっと覗かせてもらいました。

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冷蔵庫には串刺しにされた肉の塊りがストック。特大の炉では炭火で肉たちが焼かれています。

意外だったのはその火力の弱さ。なんでも、極弱火で時間をかけて焼くことによって、火は通っているが中は赤いまま&肉汁を一切逃さずに柔らかく焼けるのだそう。

味付けは岩塩のみ。

肉が焼きあがると、男性ウェイター(ギャルソン)が各テーブルを回るので、欲しい場合は合図を。

ギャルソンが細長いのこぎりのようなナイフで切り込みを入れた時に、自分のトングでそこを挟みます。するとギャルソンは1枚分の肉を切り落としてくれるのです。

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肉はおもに牛肉ですが、豚肉、鶏肉含めてあらゆる部位があります。ブラジルでは牛肉の部位は20種類以上に細かく分けられており、そこからもブラジル人の牛肉へのこだわりがわかりますよね。

食べ放題ですが、最初から全て受け取っていると、食べきれなくなるので注意。ギャルソンも最初から高い等級の部位を持ってこないので、狙いを定めて! また、サラダバーも付いていますが、これでお腹いっぱいにならないようにこれまた注意です。

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人気の部位は牛肉だとなんといってもピカーニャ(Picanha)。腰からおしりにかけての赤身の部分でとてもやわらかいです。肉の繊維が細かいのが特徴。ブラジルで最上級の部位とされています。

コントラ・フィレ(Contra Filet)は日本でいうサーロイン。フィレ・ミニョン(File Mignon)はヒレ肉。コステラ(Costela)はあばら骨周辺のスペアリブ。アウカトラ(Alcatra)は比較的脂が少ないランプ肉です。

ブラジルの牛はコブ牛ですので、シュハスコではコブの部分も是非お試しを。クピン(Cupim)といい、少しコンビーフのようでもあり、太目の繊維が特徴。やわらかくて噛めば噛むほど味が出ます。

牛肉以外だと、コステラ・ド・ポーコ(Costela do porco)が豚のバラ肉。鶏肉の心臓(ハツ)はコラサォン(Coração)といって、コリコリしていておいしいです。

子供達が好きなのは、豚粗挽きのソーセージ・リングイッサ(Linguica)や、焼きチーズのケージョ(Queijo)。そして私も大好きなのは焼きパイナップル(Abacaxi・アバカシ)のシナモンがけです。

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料金は各レストランで異なりますが、我が町レゼンデのシュハスカリアでは一人3000円くらい。飲み物代別で肉とサラダが食べ放題です。

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