エシヤ山へハイキング

公開日 : 2017年06月12日
最終更新 :
筆者 : 尹 久奈

アイスランド人の余暇の過ごし方で一番人気かもしれないハイキング。

大自然が身近なアイスランドでは、ちょっと車を走らせるだけで多くのハイキングルートにアクセスができます。頂上まで登らなくても、少しだけ上ってピクニックをしたりと、小さな子供や赤ちゃん連れでも楽しんでいる姿を見かけます。

もちろん、首都レイキャヴィークに住んでいる人も例外ではありません。ちょうど、レイキャヴィークの港から対岸に見えるのがエシヤ(Esja)という山で、レイキャヴィーク近郊で一番人気のある山です。

IMG_20170327_194656.jpg

ダウンタウンにあるソゥルファルの彫像から撮影。

その堂々たる姿ももちろん、登山道もわかりやすく、登っている途中からも首都エリアの素晴らしい眺めを望むことができます。

IMG_20170611_115048.jpg

また、夏にはルピナスやタンポポ、ソゥレイなどの花も咲き誇り、頂上付近に残る雪渓とのコントラストも北国の夏らしさを感じさせます。

IMG_20170611_113132.jpg

人も多く、道もしっかりしているので、技術的には簡単ですが、ひたすら続く上り坂というのは大変です! 私は上り2時間くらいかかりますが、早い人であれば1時間から1時間半ほどで登ってしまいます。

人気があるので簡単なハイキングかと思いきや、かなり急勾配の続く登山道です。エシャ山の一番高いところは914mですが、ハイキングでは岩場手前にある標高517mのステイン(Steinn)、という場所まで行き折り返す人がほとんどです。

IMG_20170611_123949.jpg

ステインから後ろを振り返ると、岩場の先に頂上が見えます。この岩場は鎖場もあるので危険ですが、平たい頂上の風景は日本では味わえない不思議な世界です。

IMG_20170611_123959.jpg

エシヤ山は、様々な人が楽しむ場所でもあります。アメリカやドイツ、デンマークなどからの旅行者の方もいましたし、単なるハイキングではなく、トレイルランニングを楽しむ人たちもいます。なかには、もう2往復して今3回目を上っているのという人も。それぞれ自分なりのエシヤの楽しみ方、挑戦の仕方があるんですね。

このエシヤ山の麓にはカフェがあり、ここでお茶をするのもおすすめ。山登りをしなくても海を眺めながら過ごすひと時というのは素敵なものです。

冬は雪崩が発生することもあり危険なので控えたほうが良いでしょう。

行き方

レンタカーがおすすめ。レイキャヴィークから国道1号線を北上し、モスフェルスバエル(Mosfellsbaer)を過ぎたあたりに看板があるので右折。

57番のバスでも行けるが本数が少ないので、時刻表は必ず確認すること。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。