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イタリア/ローマ特派員ブログ 阿部 美寿穂

イタリア・ローマ特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


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ローマ近郊にある世界遺産のエステ家の別荘(Villa d’Este ヴィッラ・デエステ)が、秋まで特別に月曜日もオープンすることになりました!


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↑ エステ家の別荘の建物の内部より外を見てみます。教会がオリーブ畑の中に見えます。


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↑ エステ家の別荘(ヴィッラ・デステ)は、ローマ近郊のティヴォリ(Tivoli)という町にある世界遺産です。別荘は16世紀にエステ家のイッポリートにより建てられました。お庭の中には、噴水が何百もあります。
イッポリートは、ローマ教皇になる野望を強く持っていました。彼はイタリアでも最も由緒ある家系の一つの出身で自信もあり、北イタリアからローマにやってくるのですが、教皇には選出されませんでした。
その代わりに、ティヴォリの町の総督というかなり落ちた地位を授けられます。総督の住居として彼に与えられたのは、古びて勝手の悪いベネディクト派の修道院でした。(次へ続く)


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↑ 100の噴水です。噴水がずらりと並び、水しぶきが気持ちの良い小道です。
その修道院を見ると、彼は落ち込みました。初めは意気消沈していたのですが、少し元気を取り戻すと、修道院の建物を綺麗に改装して、お庭も美しく配置、こつこつと彼なりの別荘を作り始めました。
お庭造りは当時の有名な植物学者、造園家、芸術家などに協力してもらいます。これは、復讐と言ってもいいかもしれません。イッポリートの心の中には、こんな風に自分を扱って見てろよ!という気持ち、この別荘を素晴らしいものにして”ここにて第二のローマの到来なり!”と言わせてやるといった感情があったのです。そして息子の代になっても手を加え続け、今では世界遺産になりました。


⇒続きを読む"世界遺産「エステ家の別荘(ヴィッラ・デエステ)」が秋まで月曜日もオープンに!!"

2017年8月 5日

アフリカからの高気圧 “ルシファー(サタン/悪魔)” がイタリア半島に到達しました。予報によると、本日から5日頃まではイタリア半島では気温が50度近くまで上昇する地域もあります。これは1880年以降で最も暑い部類となり、熱中症などに特に注意すべき週として案内が出ています。


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↑ 高気圧”ルシファー”は、一週間はどっしりとイタリアに居座ります。地図上の右側にある表示で、オレンジ色の部分が Caldo(カルド)で”暑い”、ピンク色が Molto Caldo(モルト カルド)で”とても暑い”部分です。(マップはIl Meteo.itさんより)


アフリカのサハラ砂漠の熱風を丸ごと取り込んで来る”ルシファー”の到来で、特に暑さに注意したい十州が発表されています。イタリアは全部で二十州あります。次のマップをご覧下さい。


⇒続きを読む"【イタリアの天気】45度超えの猛烈な暑さに!アフリカからの高気圧"ルシファー(悪魔)"到来!"

2017年7月31日

ローマ法王が、”キリストの聖体(コルプス・ドミニ)”を祝う伝統的な行事を、サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂にて執り行われました。”コルプス・ドミニ”は、カトリックが主流のヨーロッパでは大切な宗教儀式の一つとなっています。聖体の祝日は移動祝祭日で、教皇庁(バチカン)の暦では、”三位一体の主日”のすぐ後の木曜日または日曜日に祝われます。今年はこのキリストの聖体の行事(ミサ、聖体行列、聖体降福式)は6月18日(日)に行われました。ミサから聖体行列の途中辺りまで見ることが出来ましたので、その様子をお届けします!

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↑ ローマの四大聖堂の一つ、サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂(Basilica di San Giovanni in Laterano)です。19時から開始でしたので、18時30分頃に到着した時の様子です。もう多くの人がいました。19時を少し過ぎた頃から、ミサが始まりました。


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↑ 聖堂の方を見てみると、ローマ法王が見えました。聖体の祝日の正しい定義と、教皇がミサでお話になられた内容について、下部に引用します。(バチカン放送局より)


聖体の祝日は、「パンとぶどう酒の形色の下に復活して今も生きるイエス・キリストの現存」を称え、「聖体拝領において信者の霊的食物として与えられるキリストの御体と御血」を賛美する。
ミサの説教で教皇は、「聖体は神の最高の贈り物」であり、「わたしたちに対する神の愛の、真に触れることのできる、記憶の秘跡」と説かれた。
わたしたちの目まぐるしい生活の中で、多くの人々や物事は過ぎ去り、ページは次々にめくられていくが、そこでは目新しいことに貪欲であっても、得られる思い出は少ないと教皇は指摘。こうしてわたしたちの外的な生活は断片的になり、内的生活は怠惰になると話された。
教皇は、これに対して「キリストの聖体」の祭日は、この断片的な生活に、力と慰めを与えてくれると強調。
キリストはパンという謙遜な食べ物になって、わたしたちを訪ね、その愛をもって、めまぐるしさによって壊された記憶を癒し、神の愛を思い出させることで力と支えを与えてくれると語られた。


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↑ とても風が強い日でした。移動祝祭日ですので、毎年この儀式は5月下旬~6月下旬の間に執り行われます。ローマは5月となると、もう夏並みの気温になることも多いですが、夕方からはぐっと涼しくなるので、参加されるならば一枚羽織るものがあると良いと思います。ミサが始まると、広場や沿道にいる人達には、この日を記念した冊子(聖歌集)が配られました。

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↑ ミサが終了したところです。


⇒続きを読む"ローマ教皇のミサとキリストの聖体の行列 in サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂"

2017年7月30日
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  • 特派員プロフィール
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    ローマ特派員
    阿部 美寿穂
    ローマ県公認観光通訳。ローマ大学文学哲学部卒(文化遺産学西洋美術史専攻)、国立ペルージャ外国人大学修了。日本では園芸学を学んだ後、公的機関で企画・広報に6年間携わる。植物の専門知識を活かしてイタリアの庭園、ハーブガーデン、ヴィッラも専門的に案内。通訳、コーディネート等のお問い合わせはこちらまでお気軽にどうぞ。ローマから日常生活やイタリア旅行のヒントなどをお届けしています。
    イタリア便り 阿部美寿穂(Twitter)
    romamizuho(Instagram)

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