イタリアのトイレ事情(傾向と対策)

公開日 : 2010年01月14日
最終更新 :
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有料公衆トイレの父、ウェスパシアヌス帝

チャオーー♪みなさんお元気ですか?

暖房でポカポカの家で過ごすのが幸せに思える季節です。

さて、今日は、「イタリアのトイレ事情」です!

イタリアで公衆トイレの歴史は古くなんと2000年前!

ローマのコロッセオを建設したウェスパシアヌス帝が、ローマの財政を立て直すために、西暦74年に有料の公衆トイレを設置したと言われています。そのため、ヨーロッパでは公衆トイレのことをウェスパシアヌスと呼ばれています。

そんな、歴史ロマンをかきたてるイタリアの公衆トイレですが、

私はトイレでは良い思い出がなく、なるべく外出先ではトイレに行かないようにしています。

それでは、過去の悲惨なトイレでの経験を一挙大公開?!

◎其の一、便座がなく汚くて座れないので中腰で!

想像してみてください。便座に座らない無理のある辛い体勢は拷問としか言いようのない苦痛の時です。

◎其の二、トイレの個室のドアに鍵がないことも多々あり!

ドアが近くにあれば、次の人に開けられないように、扉を手で押さえたり(汗)

わざと音を立てて、存在感をアピールしたり・・・。ええ、それはもう大変なのです。

⇒対策

そこで学んだのは、決して一人ではトイレに行かない、ということ。

友人と一緒にいき、お互いにトイレの外で待っていて「順番に見張り番」をするのです。

まさか、この大人になって、連れ○ョンをすることになるとは。皆さんも、公共トイレは決しておひとりで行かれませんように。運悪く無駄に広いトイレで、ドアに手が届かなければ、開けられて、かなり恥ずかしい思いをします。(経験者は語る。)

さらに、こんなこともあったな〜。

◎其の三、トイレはタダで入れない?

イタリアのトイレの入り口には、掃除係りのおばあちゃんがいることがあります。観光客が多い駅や有名カフェでは、値段がついていることもありますが、(0.5ユーロから2ユーロ程度)、値段がついていないときは、気持ちばかりの小銭でOK。イタリア人はおばちゃん達がトイレ掃除で生計を立てていることをよく知っているので1ユーロ置いて行く人が多いようですが、0.5ユーロのコインでもOKです。

⇒対策

トイレに入る時は、小銭を用意しましょう。

◎其の四、紙が切れていることが多い!

掃除おばちゃんのいるトイレだと、ほとんどの場合、トイレットペーパーがあり安心なのですが、掃除おばちゃん「不在」トイレの場合、トイレットペーパーも「不在」なことが多いのです。ティッシュペーパーは常に持ち歩いてください。

今までの経験上、イタリアの南に行けば行くほど、トイレが壊れたままになっていることが多いです。

⇒対策

常にティッシュペーパーを持ち歩きましょう。

以上、イタリアの公衆トイレ事情でした。

さて、次は、イタリアのホテルや家庭のトイレ事情についてです。

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